上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
常にステージでは「聴衆とコミュニケーションすることを考える」カレーラス。
それが成功したかどうかはこの日の熱狂ぶりを見ればわかります。
「カタリ・カタリ」が終わった後、私も本日第一回目の「ブラボー」飛ばしました。

アンコール
?僕に寄り添う影(Un'ombra) (アディンセル)
注目の第一曲目はCD「ピュア・パッション」の中の一曲め。
そうか、これがあったか!最近アンコールでよく歌われます。
長い前奏、ピアノのロレンツォ・パヴァーイが迫力の演奏を聞かせます。
カレーラスはこの曲好きなのかしら。私は苦手なのですが。
先日記事に書きましたが、終演後のアンコール曲発表では「オンブラ・マイ・フ」と書かれていました。
誰かに指摘されたのでしょう、係りの方が「オンプラ」と訂正されました。
周りの方の多くが「オンブラ??」と首をかしげていました。
私もその一人です。原題を初めて聞いたので・・・・

?かわいい口もと (トスティ)
アンコール曲の間は花束の山、山、山・・・・・
抱えきれないほどの花束を一度置きにいって、ステージに戻ってきます。
パヴァーイさんは楽譜を懐にこっそり隠し持っていて
サッと取り出すと次の曲を弾き始めました。
前奏を聞いて・・・・「ああ、そっちだったか?
私の予想は「いちばん細い髪の毛で」。まあ、「かわいい口もと」も半分予想に入っていたけど(負け惜しみ)。
この曲は後ろを向いて歌うよ、と多くのファンがニヤニヤしてその瞬間を待つ様子がよくわかります。
前奏はずっと前を向いていたカレーラスが、歌う直前にくるっとエレガントに後ろを向きます。
ん?、ステキなタイミング♪
後ろの方々も予想されていたでしょうが、喜んでいる様子がほんとに微笑ましい。こちらも嬉しくなります。
この歌はカレーラスの声によく合いますね。後ろを向いていてもよく聞こえます。
私のボイストレーナーの先生がよく「声は前だけでなくて後ろにも流す」と言うのですが
ナルホド声が後ろにも流れるとはこういうことね、というお手本。
そしてソフトで上品で精度の高いあのピアニッシモ・・・・・もう誰も真似できない領域です。
歌い終わると、後ろの席はもちろん前の席のお客様からも大きな拍手、
そしてスタンディングオベーション。
毎回必ずある「後ろの席のための歌」ですが、歌だけでなくカレーラスのお人柄にも酔ってしまう、
至福のひとときなのです。

この間やっぱり花束の山

?ヴィエルノ(冬) (アカンポーラ)
私の大?好きな1曲。歌ってくれてありがとう!前奏で激しく拍手
感情を激しく吐露するように歌うこの歌も、またカレーラスだからこそ輝くのです。
「パッショーネ」の時に似たあの熱い歌い口が、ファンの心を鷲掴み!
(ああ、もう正常な文章が書けなくなってきた・・・・・・
激しく悲しく切ないメロディーがまたいいですよね?
1番の最後「君は遠くにいて僕のことなんか考えやしない」というところは
まるで吐き捨てるような迫力。
そしてピアノの間奏のあいだも、その物語の中に生きているように
感情を抑えられないという様子のカレーラス。
あとは歌に飲み込まれて記憶がありません歌が大音量で終わると
私はブラボーとともに、初スタオベ
本当に、この歌が聴けてよかった・・・・・

さらに花束

?グラナダ(ララ)
待ってました、カレーラスのテーマソング!でもちょっと4曲目に歌うのは早いんじゃない?
これも前奏とともにもの凄い拍手が起こります。
久しぶりにアンコールで「生グラナダ」です。
以前とかわらぬ若々しい声。驚いてしまいます。いつもと変わらぬ情熱的なグラナダ。
ドミンゴもパヴァロッティも歌うけど、カレーラスのグラナダは格別です。
最後の高音も輝かしく、歌い終わるか終わらないかの時には
もう会場が歓声と拍手とともに総立ちになりました。
カレーラスも嬉しそうに、歓声に応えます。
今日は男性のお客様がたくさんブラボーを飛ばしてくれたのに感謝!
やっぱり男性のブラボーはよく響きます。
私も負けずに何度も叫んでしまいました。

彼が再び花束を受け取っている間、客席の明かりがつき始めました。
もしかして、終わり?そんなのイヤ?・・・・
たくさんのお客様が舞台に押し寄せて大変!
そんな中、パヴァーイさんがピアノに座るとあわててみんなも席に着きます。
あと1曲ある!!

?夜の声 (デ・クルティス)
明かりがついたまま始まった歌は「夜の声」。
ひょえ??・・・・コレも歌ってくれるの?とこれまた大感激。
私の「歌って欲しいアンコール」満載です。
愛する人が夫とともに眠る寝室に向かってウラメシ?く歌う歌ですが
カレーラスが歌うとこれがまた切なくてたまりません。
一途な思いが胸にビンビン響きます。
いままでのアンコールとこの曲の素晴らしさに私は身体を支えられなくなり
気がついたら手で頭を押さえながら聞いていました。
いままでのどのリサイタルとも今日は違う気がしました。
カレーラスの一曲一曲への集中が今まで以上に凄く感じたこと。
きっと客席の隅々まで届いていたであろう、彼の心情表現。
聴き手の私が変わったのかもしれませんが
今日ほどたくさんブラボーを叫んだ日はなかったと思います。

Steady Progress、着実な進歩。私が今日引いたカードはまさに
カレーラスにぴったりのような気がします。
歌手はアスリートと一緒、年齢を重ねれば誰でも体力や筋力が衰え
声も変わってくるのかもしれませんが
その時のコンディションの中で最高の自分を表現する、またそういう努力をする
カレーラスのこの姿勢は以前と全く変わっていませんし
若い頃にはなかった「今の自分」の良い所を最大限に発揮する彼の姿は
私たちに多くのことを示してくれたような気がします。
彼がよく話す、「若い頃の技術や情熱は失われても
年齢を重ねれば人間は必ず別のものを手に入れることができる」
という言葉を改めて思い出しました。


よし!私もいくつになっても進歩できるんだ!
着実な進歩を・・・・・まずは家の大掃除から。

ありがとう!カレーラス。次は「ベル・エポック」で会いましょう。
スポンサーサイト
第一部を聴き終えて、自分の鑑賞の仕方を反省。
カレーラスは頭で聞いてちゃだめだ。毛穴から(!)すべてを吸収し
肌で身体で心で感じなければ、正しい聞き方とはいえない・・・・

怒涛のヒットパレード・第二部に臨みます。

第二部
アルフォンシーナと海(ラミレス)
薔薇と柳(グアスタビーノ)
アンダルーサ(グラナドス)
何百回(?)と聴いたこの3曲。
「アルフォンシーナと海」はカレーラスが歌っているだけで情景が目の前に浮かびます。
アルゼンチンの実在した女流詩人、アルフォンシーナに語りかけるような
歌唱がとても好きです。
♪Bajame la lampara un poco mas♪(明かりを少し落としてください)?以下
アルフォンシーナ自身が残した詩の一節を歌うときは
CD(Around the world)のように囁くような歌い方が好きですが
この日はしっかり決然と歌っていました。
入水自殺を決めた彼女の気持ちが察せられるかのようです。
最後の一節は頭を空っぽにして聴いていても自然と涙があふれました。
あの美しいメロディーとともに
アルフォンシーナが海の向こうに消えてしまう姿が見えた気がして。

「薔薇と柳」は以前書いたように私の「無人島に持っていく1曲」です。
これも若い頃からカレーラスは好んでリサイタルでよく歌っていました。
昔とかわらない丁寧さ、声もむかしのままに聞こえます。
ほんとに短い曲ですが、その中にたくさんのドラマを感じました。
バラを失った柳の悲しさが胸を突き刺すようです。
後奏のパヴァーイさんによるピアノも本当に良かった。
カレーラスが歌で作り上げた世界を壊すことなく
情景を静止画で見せるような、見事な演奏。

「アンダルーサ」はスペインのほとばしる情熱を存分に歌いました。
スペイン音楽はやはり独特、スペイン人の彼によく似合います。

舟人の歌(ガンバルデッラ)
五月のある夜(チョッフイ)
パッショーネ(ヴァレンテ)
ここからはカレーラスお得意のナポリターナです。
カレーラスって何故か舟人や海の歌が似合うんだなあ・・・・と思っていたら
それもそのはず、バルセロナ出身ですものね。
「五月のある夜」はタンゴ調のメロディーがラテンの伊達男によく合います。
ナポリターナのような曲を、まるでオペラアリアのようにドラマティックに
仕立て上げて大感動を与える・・・・のがカレーラスマジック。

そしてもしかしたら今日一番盛り上がった?「パッショーネ」。
CDにもよく録音しているし、リサイタルでも取り上げます。
何回もきいているのに、この日の「パッショーネ」は別物のようでした。
緩急を使い分け、ことに題名のごとく遠く離れた恋人への思いを
鬼気迫るほど激しく情熱的に歌います
一体どうしちゃったんだろう・・・・と身体が動かなくなるほど圧倒され
心臓はバクバクと鳴りました。
カレーラスは顔を真っ赤にして最後の音を体から搾り出すように
長く長く伸ばしつづけました。
終わるや否や、もの凄い拍手の嵐と飛び交うブラボーの声。
まるでこれが終曲のような盛り上がり方で、拍手はいつまでも終わりません。
ああ、これが、これがカレーラスの歌だよ・・・・・
ちょっとくらい声が本調子でなくたって、それが何だって言うんだよ・・・
彼の声は、この頃には全く気にならなくなっていました。

静けさに歌う(ラマ)
カタリ・カタリ(カルディッロ)
「パッショーネ」の興奮が、カレーラスが一度舞台から下がった後もいつまでもつづいていて
次の歌もあんなに激しく歌われたら心臓が止まってしまう・・・・と心配しましたが
「静けさに歌う」は題名とおり静かに語るように歌ってくれました。
うまくできてます。この曲をゆったり聴きながら次の曲まで呼吸を整えます。
なんだか・・・・・運動会みたいなリサイタルだわ。

最後の歌は「カタリ・カタリ」。
カレーラスファンみんなが愛してやまない歌、私も大好きですが
これがプログラムに配されるのは久しぶりではないでしょうか。
いつもアンコールで聴くことが多いので、本当に嬉しい限り。
アノ前奏が鳴っただけで、会場から拍手が沸きます。だって待っていたのですから。
いつものように優しく丁寧に♪カ?タリ?♪と歌いだし一人一人に「語り」かけます。
そう、「自分のためだけに」歌ってくれている、そう錯覚させるのが彼の魅力ですが
この日もすべて、そのように歌っていました。
「ありがとうカレーラス。この歌を私のために歌ってくれて
いつものように大きな勘違いをすると、もう涙があふれてカレーラスの姿が曇ってしまいました。
私だけでないのでしょう、客席のあちこちからすすり上げる音が聞こえます。
終盤ではもう「号泣するほど」心が動かされ
声が出ないようにハンカチを口に当て歯をくいしばり耐えていました。
でも胃の辺りがヒクヒクとひきつって動いていて、もう倒れそう。

本当に素晴らしい!なんという吸引力。
この日一番たくさんのブラボーの声と共に、すでにスタオベする人もたくさん。
私も立ちたかったけど、ちょっと周りに遠慮してしまった・・・私らしくないなあ。
カレーラスは心から満足した様子で、微笑んでたくさんの熱狂的な拍手に応えていました。
(続く)

前日は台風の襲来にみまわれたものの
10月28日はピーカンのまさに「カレーラス日和」
家を出る前に「セイント&エンジェルカード」を引いてみました。
カードを切り始めるとパラパラと落ちてきた二枚のカード。
・Don't compromise(妥協してはいけません)・・・聖アグネスだ。。
・Sweetness(優しさ)

ほら?、やっぱりSweetnessじゃん!「自分にご褒美=カレーラス」♪
・・・と、一枚カードをひいたら最近よく見るあの方が出てきました。
・Steady Progress(着実な進歩)
また聖テレーズ。多いんです、最近。
もう一度引いてみたら・・・・・やっぱり「Steady Progress
あきらめて(?)サントリーホールに向かいました。

20071029064134.jpg


開場を知らせるパイプオルゴール。これが鳴るといつもジ?ンとします。
またここに帰ってくることが出来てありがとう、
カレーラスが日本に帰ってきてくれてありがとう・・・でちょっと涙腺が緩みます

日曜日なので男性のお客様も多いです。多くはファンの奥様or彼女のエスコートかな?
プログラムは配布されていました。プログラム争奪戦の必要はなく、ホッとして席につきます。
プログラムを開いたら、そこにはオフホワイトのバラが描かれていました。
ああ、きっと「ホセ・カレーラス」と名前のバラでしょうか。
清潔感があって知的でそして少しだけ控えめなカレーラスにぴったりです。
ん・・・・?白いバラって、聖テレーズきてる?(テレーズとバラの関係はこちら


いよいよ開演。私はいつも開演前は緊張で泣きたくなります。
この瞬間がいつも人生で一番幸せな時間。彼が歌い始めたら、もう終わりに向かって進むしかないのですから。
カレーラスの登場を待ち切れない人々から、拍手が自然と起こります。
そしてほどなくカレーラスが舞台に姿をみせました。
ああ、またお会いできた・・・・お元気そうなお姿が涙でにじんで見えません。
そしてこの会場の拍手のあたたかいこと!「おかえりなさい」と言っているようで、鳴り止むことを知りません。
カレーラスにもそれが伝わっているようで、微笑んでうなずきながら
会場中を見回して拍手に応えます。
この独特の雰囲気は絶対に他のコンサートでは味わえない、カレーラスならではのものです。

第一部
ガンジス川に陽はのぼり(スカルラッティ)
私を傷つけるのはやめておくれ(スカルラッティ)
五月のことだった(コスタ)
「ガンジス川?」と「私を?」は古典イタリア歌曲集によるもので、声楽を志す人が必ず学ぶといいます。
きっとこれらをプログラムの最初に配することで
「ステージで喉をあたためる」のかな、と思って私はいつも聞いています。
今日の第一声は、いつもの声の広がりがないように思いました。
そして、少し声に潤いがなくカサついているようにも。
それでも言葉のひとつひとつ、音譜のひとつひとつに至るまで丁寧に歌う姿を見て、
この方は年に同じようなコンサートを何十回とこなすのに
一度としておざなりに歌うことがないであろう、この集中力って何だろう・・と思っていました。

別れの歌

最後の歌
(以上トスティ)
少々の不安を感じながらも、お得意のトスティではさすがに聴かせてくれます。
「別れの歌」は彼の若い頃からよく歌っていますが
年齢を重ねるごとに、だんだん哲学的?になってきたように思います。
思い入れたっぷりというより少し冷静に淡々と「去ることとは・・・」と悟っている印象。
「最後の歌」はカレーラスのよいところすべてが聴ける歌。
特に今回は歌いだしの「ニーナ、君は明日花嫁になるんだね」のところがいつもより激しい感じ。
そしてセレナータの部分は思いっきり甘くて切なくて繊細です。
そしてラストは全身全霊で歌い上げる・・・という「カレーラス用語」出し尽くした歌唱。
二番の最後♪ニーナ ラメ?ンタ♪(←綴りがわからない^^;)は高い音にしなかったけれど
「これぞカレーラス!」と会場からは割れんばかりの拍手とブラボー。

レリクイア
ああ春よ
(以上ディリンデッリ)
この日の声は、特に高音部がキンキンと頭に響いて
それはまるで「カレーラス光線」を全身に浴びているかのようでした。
いつもと少しだけ違う声の様子が頭の中を惑わせます。
どこまでも広がるかのような声の波にいつもは飲み込まれていくけれど
今日は広がりが少ない分、でも声の精度や密度?みたいなのは上がっている気がします。
発声法を少し変えたのか?
私の座席のせいなのか?
はたまた私の耳がおかしいのか?
今日の彼はベストコンディションじゃないのか?
それともこれをいわゆる「衰え」というのか?
そんなことを考えて落ち着きなくこの二曲を聴きました。
しかし、時折響かせる高音はとても若々しいことに驚かされます。
カレーラスは「ああ春よ」の最後も全身を振り絞るように歌い
大拍手とブラボーに包まれて、第一部を締めくくりました。
私はカレーラス光線にすっかりやられてしまい
ヨロヨロしながら休憩のために席を立ちました。
(続く)
20071028193908
カレーラスリサイタル終わりました!
完全ノックアウトで腰が抜けてます・・・・

サントリーホール後ろの後ろの後ろの席まで総立ち&ブラボーの嵐!
最高のコンディションではなかったかもしれないけれど
カレーラスの情熱的かつ繊細な歌声は健在。
一曲入魂の姿勢にただただ圧倒されました。
今日はゆっくり休んでほしいです。

アンコールは写真の通り。なかなかスゴくない?(笑)
?僕に寄り添う影
?かわいい口元(後ろの席に)
?ヴィエルノ(冬)
?グラナダ
?夜の声

1曲目、最初間違って「オンプラ・マイ・フ」って書いてあったんです
証拠写真撮れなくて残念です。

レポはこれから書きます!
今日も狂ったファンの妄想独り言。

あさってに迫ったカレーラスのリサイタル東京公演。
完璧なプログラムに対して、完璧なアンコールを考えるのは所詮無理なお話。
・・・と投げ出したくなるほどアンコール予想は悩ましい。

≪勝手にお願いしたいアンコール≫
?愛のメランコリー
?夜の声
?望郷(ヴリア)
?アランフェスより愛をこめて
?彼女に告げて
?ヴィエルノ(冬)
?グラナダ

全部熱狂的なステージになること間違いなし。でも、まさかね。

必ず入るのは「サントリーホール後ろの席のための歌」。
トスティの「かわいい口元」は歌われる回数が多いですね・・・
またはオブラドルス「いちばん細い髪の毛で」。
どっちかなー・・・私の希望は「いちばん細い髪の毛で」。繊細な歌にウットリしたい。

ここ数年恒例となった「日本語の歌」はどうでしょう。
過去には「川の流れのように」と「遠くへ行きたい」、豊田スタジアムでは谷村新司と「昴」も歌ったっけ・・・・
これは難しいです。私は「川の流れのように」を聞きたいけど。
でも勉強熱心なカレーラス、新曲披露かもしれませんね。
まさか「千の風になって」とか・・・・・

まとめてみますと
?はるかなるわが故郷(ガルデル)
?ローマのギター
?いちばん細い髪の毛で(または「かわいい口元」)←後ろの客席に向かって
?ヴィエルノ(冬)
?川の流れのように(日本語)
?帰れソレントへ
調子が良かったら ?グラナダ

この予想に対する自己採点・・・・・・30点
もちろん、この予想を裏切るような素晴らしいアンコールを期待してます

なんと東京・芝の増上寺で「パヴァロッティ追悼公演」があるそうです
公式サイトはこちら

■2007/11/3 (土) 4:00PM
会場: 増上寺境内(東京都)

◆予定プログラム◆
第一部:パヴァロッティ秘蔵映像・幻の映画『イエス・ジョルジョ』
第二部:『トゥーランドット』ハイライト(コンサート形式)
第三部:ガラ・コンサート

◆出演◆
崔岩光、中丸三千繪(以上ソプラノ)/村上敏明(テノール)/他
指揮:ジャンニ・クリスチャック
オーケストラ:東京オペラ・フィルハーモニー管弦楽団
合唱:Luciano Pavarotti追悼公演合唱団

よりによって11月3日はいけません。。カレーラス金沢公演とぶつかってるじゃないですか。

パヴァロッティといえば「トゥーランドット」と言われるけれど
彼のこのオペラ映像はなかなかないものらしい。
そういえば、パヴァロッティにはあまり「カラフ王子」のイメージがないな・・
3Tの中ならやっぱりドミンゴかも。私の理想のカラフ王子。

ドミンゴの「泣くなリュー」映像はこちら
かっこいいです・・・・
カレーラスの「泣くなリュー」映像はこちら
『王子』らしさでは負けるが、こんなに優しく歌われたら
かえってリューがつらくなるよ・・・と胸に迫るのはカレーラスかな。
おっと、話がそれました。いまはPAVの話。

そのコンサートで第一部に上映が予定されている映画「イエス・ジョルジョ」。
じつはとても見たい映画なのです(日本未公開)。
パヴァロッティ主役のコメディ映画、しかもスーパースターオペラ歌手の
日常をコミカルに描いたとなれば、面白いこと間違いなし!
・・だと思うのですが、どうも評判は良くなかったらしく
自他ともに認める「失敗作」とのことです。
あらすじは→こちら

あらすじ読んでパヴァロッティが演じているところを想像しただけでも
ものすごく面白い!
これが失敗したとすれば、脚本があまりにもダメダメだったか
主役があまりにも演技がヘタだった、としか考えられません。
(↑演技しないでそのまま素でやれば十分面白いハズなのに)

11月3日は映像で黒柳徹子さんもご出演されるらしいです。
ぜひ「では、金沢のカレーラスさ?ん」とアノ番組のように、金沢のリサイタル会場から
中継をしていただけないでしょうかねえ・・・・

「モーストリークラシック」は産経新聞社が発行するクラシック音楽専門月刊誌。
先月は発売間近にパヴァロッティが亡くなったにもかかわらず
彼の死去速報記事を数ページ掲載し「グッジョブ!」でしたが
(この姿勢を某フラメンコ雑誌は見習っていただきたい)
今月発売の12月号は「追悼パヴァロッティ」特集が総力30ページにわたって掲載されています。

20071021170227


デビューから亡くなるまでの彼の人生を振り返り
さまざまなエピソードも付け加えられ、読み応えのあるまたまた
「グッジョブ!!」な内容です。
3大テノールを取り上げた記事もあり来日時の苦労話やウラ話に思わずニヤけてしまいます。
例えば、「誰も寝てはならぬ」をパヴァロッティが譲らず
しかもいつもトリで大喝采を浴びるので他の2人は不平を言いつつ苦笑い・・とか
ホテルでは3人で仲良くパヴァロッティの部屋で
サッカーの欧州選手権を観戦していた、とか。

もちろんドミンゴとカレーラスからお別れの言葉もあります。
ドミンゴはパヴァロッティの天与の声の素晴らしさを賞賛し
カレーラスは「とても悲しくつらい喪失」と言い、亡くなる数ヶ月前にも
頻繁に彼の家を訪れていたことを語りました。

どの記事も悲しく湿っぽいものではなく
楽しい事が大好きだったパヴァロッティらしく微笑ましい内容で
彼の愛すべきキャラクターが浮き彫りにされています。

「パヴァロッティへのオマージュ」と題された特集には、抱腹絶倒のウラ話満載。
オペラの舞台で椅子に腰掛ける彼にむかってこれまたおデブのソプラノが抱きついたら
補強していたにも関わらず、椅子がつぶれて壊れたり
ああ見えて「自分の太った姿」が嫌いで
ファンと記念撮影する時は、必ず自分の前に立たせて自分の身体を隠したり。
このページを映画にしたら、いいコメディ映画になると思うのだけど。

彼の歌を愛したすべての人に、是非読んでいただきたい内容です。
残った遺産も負債もエピソードも芸術も、さすが「王様級」。
こんな素晴らしいテノール歌手と同じ時代を過ごすことが出来たことを
幸せに感じます。
東京国立近代美術館で開かれている「平山郁夫 祈りの旅路」展に
あわてて行って来ました
明日21日(日)で終わってしまうからです。
早めに行こうと思っていたのに、いつもコレですよ・・・
やはり、館内は混雑しています。

「仏陀への憧憬」「玄奘三蔵の道と仏教東漸」「シルクロード」「平和への祈り」の
4章で構成されていて、約80点の作品が集められました。
どれも画伯の豊かなイマジネーションを感じる作品で
妄想好きにはたまらない。
今回はシルクロードを描いた作品が多く、砂漠の風景に特に癒されました。
あの土色(というか黄金色にも見える)は何故か落ち着きます。

しかし、平山氏といえばやはり「平山ブルー」!
月夜を描いた作品も多いですが、私の大好きな深いラピスラズリのようなブルー。
神秘的で、美しい・・・
そしてその夜空は、私が敦煌で見た月夜の空の色そのものなのでした。
ナーランダの月」は月と、瞬く星空に吸い込まれそう。
「楼蘭遺跡を行く」は昼バージョンと夜バージョンがあり
夜バージョンのほうはとても神秘的。(夜バージョンはこちらのページ)

その中で一番好きなのはシルクロードものでなくて日本を描いた「月華厳島」。
厳島神社を描いた作品です。
より深い群青色の背景にほのかな明かりが見えて
穏やかで静かな波の音が、絶えず聞こえてくる作品です。
残念だなー、このポスターがあったら買って来たのに・・・

見終わった後、心が穏やかになるような展覧会でした。
それは平山氏の作品が展覧会のタイトル通り
祈りに満ちたものだったからかもしれませんね。
オンザウォールが占ってあげるね。

今日は「スペイン運好調かも」だよ。
あの曲もあの歌もあの曲も・・・・とスペインは尽きるでしょう
その通りでございます。
10月17日(水)、ウンベルト・クァグリアタのピアノリサイタルに行きました。
彼は1955年ウルグアイ生まれ、在スペイン40年余りだそうで
プロフィールによれば幅広いレパートリー、十分な曲への思い入れがあり
何より「セクシーな音色」を聞かせる人らしい。
実は私のフラメンコの師匠のお知り合いで、誘われて行ったのでした。
最近、同行が多いなあ・・・

場所はJR大森駅から徒歩約10分のところにある「山王オーディアム」。
迷路のような閑静な住宅街の中にあり、迷いながらもやっと到着。

20071017234507.jpg


中に入ると、50名分くらいの椅子が並んでいるサロン風のところでした。
師匠は一番前でかぶりつきの席ですが、私は少し離れたところへ。
プログラムは以下の通り。
本日は、爆走気味・盲目的ファンのひとりごとです。。

ホセ・カレーラスの秋の公演プログラムが10/28(日)のテノールリサイタルと
東京・石川・大阪で行われる「ベル・エポックコンサート」とともに決定

特に東京のみの「テノールリサイタル」の選曲は・・・もう完璧です

【第一部】
ガンジス川に陽が昇り  (スカルラッティ)
私を苦しめないで     (スカルラッティ)
五月のことだった     (コスタ)
別れの歌          (トスティ)
               (トスティ)
最後の歌           (トスティ)
レリクイア          (ティリンディッリ)
ああ春よ           (ティリンディッリ)

【第二部】
アルフォンシーナと海    (ラミレス)
薔薇と柳            (グアスタビーノ)
アンダルーサ         (グラナドス)
舟人の歌           (ガンバルデッラ)
五月のある夜         (チョッフィ)
パッショーネ         (ヴァレンテ)
静けさに歌う         (ラマ)
カタリ・カタリ         (カルディッロ)

完璧だ・・・・
オープニングからもう、カレーラスワールド炸裂。
五月のことだった」でちょっと感傷的な気分になったところで
怒涛のトスティ三連発
特に「別れの歌」は・・・もう涙なしには聴けないかもしれない。胸がしめつけられて。
ガンジス川」と「最後の歌」はかつて合唱団で歌った歌なので
いつも特別な気持ちで聞いています。
カレーラスにはトスティが似合いすぎますね・・・・
ああ春よ」で心地よい流れに乗って第一部終了。

第二部!!これがまた完璧だ・・・・
アルフォンシーナと海」。この歌の前にきっとカレーラスは
先日亡くなったパヴァロッティに触れて彼にこの歌を捧げるでしょう。
数年前、大テノール歌手フランコ・コレッリが亡くなったときのように。
ああああああ・・・・・ルチアーノ張りの白い大ハンカチを用意して号泣しよう。
そして涙も乾かぬ間に「薔薇と柳」!
どうしてこの2曲を並べるんだ・・・涙と鼻水でもう私の顔はグジャグジャだ。
そしてスペインの血湧き肉躍る「アンダルーサ」。
ナポリターナの「静けさに歌う」は個人的にいつもすごく泣ける歌。
そして!
ラストは「カタリ・カタリ」です!ああああ?、ここで昇天。。スタオベしちゃうかもしれない。

と、考えただけですでに血圧は上がり心臓の鼓動は激しくなり今にも倒れそう。

いや、欲を言えば
第一部「レリクイア」(←コレなに?)の代わりにトスティの「君なんかもう」、
第二部「舟人の歌」「五月のある夜」の代わりに「愛のメランコリー」と「
にしてくれたら、もう言うことなしなのに。残念だ。。

じゃあ、アンコールにいれたらどお??
それなら、あの曲もあの歌もあの曲も・・・・と妄想は尽きません。

というわけで、アンコール曲予想をこれから練る予定です。
後日発表!乞うご期待!!(期待なんか誰もしてないよ・・・・・)
あと2週間でカレーラスがやってくる!!

それでは東京公演会場であるサントリーホールに潜入・・・
これは楽屋口
20071015213037

おお、大ホール用の楽屋・・・
緊張のせいか、手元がブレブレです。
20071015213033

きっとここをホセ様は笑顔で通過なさるに違いない。

おっと、何故楽屋に行ったかというとですね。。。
先日私の知り合いの声楽家グループによるチャリティーコンサートが小ホールでありまして
私はピアニストの譜めくりのお手伝いに行ったのです。
ちゃんと入館証を首からぶら下げていましたので潜入OKでした。
サントリーホールの楽屋は初めてで
まさか小ホールの楽屋と大ホールの楽屋が繋がっているとは知らず
ホセ様が近々ココをお使いになるのに気がついて
あわてて記念撮影に走った次第です。
VIVA!ミーハー
良い子はマネをしないでくださいネ。

譜めくりは三部構成の舞台すべてを担当することになり
リハーサルの時点から楽譜を凝視していたため(この日が初見)
終わった頃にはかなり目が疲れてしまいました。
ミュージカルやオペラの抜粋が演奏され楽しかったのですが
少しでも舞台に目をやると譜面がわからなくなるので(泣)
仕方なくピアニストに集中していました。
第二部「オペラ座の怪人」はエレクトーン伴奏で、しかも手書き譜
全曲知っていたのでなんとか譜めくりできましたが
知らない曲だったらきっと撃沈していたことでしょう・・・
ファントム役の男性歌手が素晴らしく(もちろん仮面をつけて登場)
比較的譜めくりに余裕のあった「The Music of The Night」だけは
じっくり聴けてよかったです。。。
全曲ではなかったのが残念。ファントムは名曲の嵐ですからね。

そんな「オペラ座の怪人」も私は劇団四季版が今ひとつピンとこなくて
(これが私の四季離れの原因)
その後、カレーラスの歌唱によってこのミュージカルの素晴らしさを
知ったのでした。
映画もよかったですね!
Jose Carreras Sings Andrew Lloyd Webber Jose Carreras Sings Andrew Lloyd Webber
Jose Carreras (1990/05/09)
Elektra
この商品の詳細を見る


13日(土)、東京国際フォーラムCホールで行われた
小松原庸子舞踊団による「日西フラメンコの祭典」に行って来ました。
何と私の師匠&弟子数名での鑑賞です。緊張しますね・・・・

15分遅れで始まった今日の舞台は三部構成。
第一部はフラメンコの発祥から20世紀までの流れ。
ここではフラメンコは厳しい労働を強いられた人々によって
歌われた歌であった、というところから始まり
やがてスペイン各地で踊られていた民族舞踊を取り入れながら
人々に見せるための踊りと歌になり、
芸術の域にまで発展した様子が綴られていきます。
フラメンコになる以前の踊り、バレエシューズをはいて
パリージョ(カスタネット)を鳴らしながら軽やかに踊る
その優雅なダンスに魅了されました。
このような民族舞踊からクラシコに至るまで
きちんと踊って見せることのできるところがさすが、
小松原門下生のダンサーだなあ。。。。と感服いたしました。
シギリージャはバタ・デ・コーラ(裾の長いスカート)とパリージョで踊られ
激しいサパテアードがなくても、かき鳴らされるカスタネットの音色と
うねるバタ・デ・コーラで表現される情念に感激。
(シギリージャきらいだったけど見直した・・・)
そして男性と2人で踊るラ・カーニャ。
何と官能的なことでしょう。そしてとても美しい踊り。
好みはそれぞれですが、私は舞踊は美しくあるべき、と思っているので
第一部のパフォーマンスは本当に満足でした。
第一部ラストのアレグリアスの最後には
バックのスクリーンに古き良き時代のフラメンコアーティストたちが映し出されます。
私はもちろん、彼を探しました。
いたいた!立ち姿ですぐにわかります。ただ立っているだけでも、それは舞踊の一部。
きっと「ファルーカ」を踊っている、アントニオ・ガデスです。

第二部は「現代のフラメンコ」。
スペインからのゲスト、ホアキン・グリロとイサベル・バジョンによる
モダンなフラメンコ。
ああ、今のアレグリアスはこうだな、シギリージャはこう表現もするのか・・・と
第一部の比較が出来て、とても興味深かったです。
彼らは超一流の舞踊家。当然基礎もきちんとできた上で、わざと崩して踊ってみたりします。
体勢は崩れていても乱れないサパテアード。
そしてそれは延々と続くのですが・・・・
私にはtoo muchだったようです。
音響機器がすぐ近くに設置されていたので、脳ミソが破壊されそうな大音量。
感動するというより、すっかり疲れてしまいました。
彼らの踊りは間違いなく素晴らしかった!けれども

アントニオ・ガデスはもっと美しく踊っていた。
クリスティーナ・オヨスの踊りはもっと美しかった。

そんな言葉が私の心の中で繰り返されました。
いま、グリロやバジョンの踊りを見ても、私は絶対
「フラメンコを踊りたい」と思わなかったに違いありません。

そして隣りを見ると、やはり私と同じように疲れきった師匠がいました

第三部はフラメンコの未来への展望、という内容で
再び舞踊団の皆さんが踊ります。
伝統を踏まえながらも新しいものを、ということがよく伝わるような
華やかなラストでした。

小松原庸子さんご自身も第一部で少し登場なさり
男性スペイン人ダンサーと一緒にソレアの一部を踊っていました。
複雑なサパテアードはしないまでも、
ちょっとした動きにとても深い情感があふれていて
そしてその姿勢にも凛としたものを感じました。
さすが日本のフラメンコ界を引っ張ってこられた方ですね。感激しました。

と、いうことでやっぱり私は美しい踊りが好きであり
それにほど遠い私の踊りを大いに反省し
引き続き練習に邁進していくことを決意したワケであります。

で、師匠にこう言って別れました。
「先生、明日のレッスンは休みます?

だってさ、日曜日はいろいろと予定があるのですよ・・・・ねえ?

これは旅行ネタではありません。カレーラスネタです。

中国・上海で開かれていたスペシャルオリンピックスが終わりましたが
閉会式にカレーラスが登場しました。
出演を依頼されたとき、彼のスケジュールはいっぱいだったようですが
この式典の意義に感銘を受けたカレーラスは
何とかスケジュールをやりくりし、出演したそうです。
さすが私たちのホセ様ですわ

歌った歌は「永恒的朋友」。
カレーラスファンならピンとくる、原題「Amigos para siempre(Friends for life)」。
1992年バルセロナ・オリンピックのテーマ曲、サラ・ブライトマンと歌った
アンドリュー・ロイド・ウェッバーの名曲です。
今回は「中国のナイチンゲール」といわれるLiu Lianさんと共演。
この式典にふさわしい選曲ですね。
YouTube映像はこちら

や?、お元気そうで安心しました。コンディションもいいですね。
ところで映像に出ているカレーラスの紹介が面白いです。
「世界著名男高音歌唱家」
いい響きです

Amigos Para Siempre (Friends for Life) Amigos Para Siempre (Friends for Life)
Anonymous、 他 (1992/08/04)
Atlantic
この商品の詳細を見る

旅行記はこれで終わりです。(の、予定です)
お付き合いありがとうございました。

西安と敦煌でそれぞれ歌舞を見ることができました。
まず西安から。
20071011225139.jpg


20071011225203.jpg


中国の伝統楽器の演奏や、様々な踊り。
女性の踊りは長安が都だった頃の壁画をもとにして
衣裳や踊りを作ったと聞きました。
袖がとても長い服を着て、数人でそれをヒラヒラさせて踊ります。
ちょうど新体操のリボン、あれが太くなって袖についている感じです。
中国の音楽は眠気を誘うのか
途中意識がなくなることもしばしば・・

私たちが見た劇場は食事をとりながら見ることもできます。
客席は、ヨーロッパからのお客様が多くて盛り上がっていました。
私たちは食事無しのコース、日本円で3000円でした。

敦煌でもショーがある、というので申し込んでみると
ホテルの中にあるステージでのショーだった・・・・
ちょっとアヤしい雰囲気が漂います。
敦煌の歌舞は、莫高窟の壁画に描かれた飛天をイメージしたものが多いです。
敦煌は「飛天のふるさと」とも言われていますね。

20071013154657.jpg

↑ 敦煌のシンボル・飛天。もちろんこのポーズを決めて写真も撮ってきました?

ダンサーが踊るとこんな感じ。
20071013154837.jpg

20071013154855.jpg


途中で二胡の演奏があり、奏でられた曲はなんと「北国の春」。。
中国でこの歌と「昴」は大人気ですね?
それでも、いま「北国の春」に喜ぶ日本人なんていないサ、なんて思っていたら
会場中が一斉に歌いだすではありませんか・・・・

最後の演目はなんと、コレ。
20071013154916.jpg

いま話題の「千手観音」です?
たぶん音楽もいま話題の方々と一緒のような気がしますが
作品自体の時間は短い感じで、ダイジェスト版?という印象です。
この日のショーでは「莫高窟の壁画から復元しました」と説明されていましたが。

実は西安でも敦煌でもあちこちで「千手観音」は上演されているようで
連日の公演ポスターをたくさんみかけました。

敦煌のショーは180元(3100円くらい)。ちょっと高いかな。
中国で一番の楽しみは、実はテレビを見ることだったりします。
日本ではあまりテレビを見ないのに
中国に行ったとたんテレビっ子に豹変します。
何しろチャンネルの数がすごい!
敦煌では海外チャンネル含めて80くらいチャンネルがあったので
番組を選ぶだけでも大変でした。

日本のチャンネルはひとつあって(なぜかNHKは敦煌で見られなかった)
人証」というドラマを放映していました。
主演は竹之内豊。どうやら「人間の証明」だったようです。
全部中国語吹き替えなので、とても違和感がありましたね。。。
それでもほとんどの番組で字幕が出ますので
読んでいると意味がだいたいわかるのが嬉しいところ。

そして私が大好きなのは「京劇チャンネル」(←命名は私)
朝から晩までほぼ京劇だけを流しています。
西安ではこのチャンネルが見つからなかったのですが
敦煌ではどうやら探し当てたみたい!
20071011223616.jpg


このオジサン、カン高い声で歌いつづけます。
ん??、こうこなくちゃ!
でも、おかしい。同じ歌を何回も繰り返しているみたい。。。

その曲(曲名なのか劇名なのか不明)は「屈原」というタイトルで
同じ映像が何度も何度も繰り返し流されていました。
何故でしょう?ブロモーションか何かなのかな?
結局このオジサンは、私の敦煌滞在中3日間ずっと
この歌を歌いつづけたのでした。
ご苦労様なことです。

3日間飽きずに見つづけた私もすごいな!


中国の水といったらコレです。中国フリークにはお馴染み?
20071011000023.jpg


「娃哈哈」 なんて読む?


20071011000328.jpg


「Wahaha」
これをはじめて見たときには受けに受けまくりました。
娃哈哈でワハハかよ?・・・

知り合いの中国のガイドさんに聞いたら、やっぱり笑い声の「ワッハッハ」の
意味なんだそう。
中国では他の水は買わず娃哈哈と決めていますが
北京の繁華街とかではあまりみつからないのです。
ちょっと田舎に入るとお店に並んでいます。
味は。。。。あまりわかりません。

今回も買ったらイケメンスターの写真がラベルに載っている。
著名歌星・王力宏」だって・・・
顔は、誰に似ているかなあ?日本にはいないかしら。
把愛随身携帯」だそうですよ。

ラベルには星占いもついていて、私が取ったボトルには偶然
私の星座「双魚座」がついていました。
「多愁敏感、愛做梦、幻想的星座」だって。
当たってる当たってる。(← 意味わかってる?)




日が暮れる頃、鳴沙山に行きました。
入口はこんな感じ。
20071009221822.jpg


この門をくぐるとサラッサラの砂山・鳴沙山が登場します。

20071009221839.jpg
登場した! おお?絶景だぁ?

人々はこんなものを履いています。
20071009222350.jpg

足カバーです。
これを履かないと、足がズボズボと砂の中にもぐりこんで
瞬く間に両足が砂&ラクダのフンにまみれてしまいます。
10元でレンタルします。

まずは鳴沙山の登り口までラクダに乗っていきます
私のラクダちゃんは珍しいシロちゃん。
20071009222916.jpg

ああ・・・・乗り主に似て、なんて高貴で美しい。(←ああカン違い)
悪いけど、やっぱりウチのコが一番。(←親バカ)

20071009223246.jpg
気分はキャラバン隊?♪ 
カシュガルのカラクリ湖、カイロに続いて3度目のラクダ体験なので
乗り方もかなり上手になりました。
ラクダさんが立つ時と座る時が要注意ですね。

20071009215637.jpg

登り口に到着しました。写真右側にうっすらと見える階段で
頂上まで登って行きます。
「若い方なら15分くらいですよ」(by ガイドさん)
この言葉は無言のプレッシャーでもありますね。
山の真ん中に数人、人がたまっていますが
帰り道、ここから箱を借りて滑って降りることが出来ます。
せっかくなので、私たちも挑戦することにしました。
階段&砂すべりで45元。
・・・・お金のコトばかり言っている気がする。気のせいかしら?
「山の向こうには何があるでしょう。ご自分で確認してきてください。
そこにはロマンがあります。哲学もあります。
みなさんの人生観が変わるかもしれません」
(by ガイドさん)

ロマンチストなガイドさんだ。。。

一番若い(しつこい)というプレッシャーと戦いつつ登って行きます。
途中休みながらも相方に続いて第2位でゴール。(あれ?)


20071009224625.jpg

三日月の形をしているといわれる月牙泉。
登ってこないと見られないのです。
しかし・・・呼吸が上がりっぱなしで風景を楽しむどころではありません。

P9220355-1.jpg

頂上は風は強いし、飛ばされそうだし
足は砂に潜っていくし
ロマンも哲学もあったものじゃない!
早々に降り始めました。
途中の砂すべり乗り場で箱を借りて、そりのように滑っていきます。
こう見えても私は一応スキーヤー。
楽勝さ・・・・と思えましたが、スピードは出るしコントロールはきかないし
大騒ぎしながら、無事におりてきました。

私たちが帰る頃にはうっすらと月が見えてきました。
ああ、月の沙漠・・・・
20071009230619.jpg


ホテルに帰ってシャワーを浴びたら
バスタブが砂とラクダのフン(?)でジャリジャリでした・・・・
敦煌に移動し、陽関を訪れました。
昔の関所で、以前の記事に書いた王維の漢詩でも有名な場所。

なんと「陽関博物館」なるものがあり・・・・
20071006125002.jpg


古そうに見えますが、数年前にできた新しいモノ。
ここで当時の関所で使われたモノとか敦煌の歴史などを聞きますが
あまり興味をひくものはありません。

そしてさらに歩いていくと
20071006125610.jpg


これも昔の駐屯地を再現したもの。
ここからけたたましい耳障りな音楽が大音量で流され
見事に砂漠の風景とミスマッチ。
浪漫もへったくれもありゃしません。

すると敦煌のガイドさんが
「この先の烽火台(のろし台)まで馬に乗っていくと素晴らしいです。
 80元(約1300円)」

ナニィ、80元も取るのか!?
1300円で乗馬ができるというのを高いととるか安いととるか
とにかく中国の物価からいえばメチャメチャ高い。
外国人価格。ちょっとムカつく。
手元の元が少ないことを理由に私たち夫婦はお断り。
他の皆さんは馬に乗って砂漠の旅。行ってらっしゃい?

20071006130514.jpg


私たちは車で先に烽火台に到着。
私の両親が十数年前に陽関に来た時は、こののろし台しかなかった。

20071006130711.jpg


この関所を出て今のウイグルに行くには砂漠を行くしかなく
過酷な旅だったことでしょう。
いまはラクラク車を走らせることができますが。

さて、私たちは車で再び駐屯地まで戻り
馬できた人たちは再び馬に乗って戻ります。
先に到着した私たちは、馬やら駱駝を物色。
ラクダが伸びていますよ。

20071006131215.jpg


かわいい。。。。。。

20071006131227.jpg


中国での最大の楽しみの一つは、町でみかける看板。
漢字で書いてあるので、意味がわかることが多いのですが
それを妄想して歩くのが私の趣味。

空港である看板を発見。
日本でもお馴染みの三星、SAMSUNGの携帯電話の広告。

20071002221357.jpg


さすがに薄いなー、次はSAMSUNGにしようかな、と考えていたら
広告のド真ん中に気になる文字が。

20071002221539.jpg


「非凡」って・・・・・・
20071002220026.jpg


とにかく広いです。壮観。
一体一体のハニワも、一番小さくて170センチちょっとと大きい。
これで彩色されていた、というのですからスゴイ。

復元されたイケメン埴輪たちが展示されています。
(ブレブレ写真ご容赦くださいませ)
20071002220331.jpg

身分の高い将軍サマの横顔。
エライ人は、いつもちょっとビール腹。
写真にはないのですがこの人もちょっとビール腹。


20071002220542.jpg

イケメンその2。
彼はそんなに身分は高くないのですが、なかなかいい男。

20071002220733.jpg

でも、一番のイケメンはこのお馬たちかも?
美しいです。青銅で出来ています。

最大の驚きは、これを発見した楊さんがまだお元気でいらっしゃること!
20071001215659.jpg


西安2日めに訪れた華清池。
白居易の詩「長恨歌」にもうたわれた、玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスで有名。

春寒賜浴華清池 温泉水滑洗凝脂
(春まだ寒いころ、華清池の温泉を賜った。温泉の水は滑らかに白い肌を洗う)

華清池は温泉。毎年10月頃になるとお2人はここにやってきて
次の年の春まで過ごしたのだとか。
そりゃー、政治も疎かになろうというもの。
今もなお、艶かしい風を感じるように思います。気のせいかしら。
幸せだったんだろうなあ。でもその結果、やがてやってくる楊貴妃殺害の悲劇。

20071001221308.jpg


いまは一般の人たちも入れる温泉。
塩分濃度高めだそうですよ。

20071001221505.jpg


これが楊貴妃の入ったお風呂、貴妃池。
芙蓉の花の形をしていることから、芙蓉池という美しい別名もあります。
楊貴妃はワキガであったという説があり、そのために良い香りのする花を
お風呂にたくさん浮かべて入浴していたとか。
すると身体からは花の良い香りが?。

また別の説では、「楊貴妃は良い香りがした」=ワキガというのもあります。
どっちでしょ?
いずれにしても楊貴妃の悩みは尽きなかったのかな・・・・?
西安の大雁塔。
玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典が納めてあります。
七重塔になっていますね?
何度か改築されているので、綺麗です。
20070930163024.jpg


よし登るぞ
ツアー参加者9名のうちナント半分がシニア世代
・・・・ということで、とりあえず3階まで登ることにします。

階段は意外に狭く、けっこうキツイ。
気をつけて登っているとこんな立看板を見つけました。


20071001210613.jpg


「小心地滑」

これはどういうことだろう・・・・ハアハア登りながら考えます。
きっとこんな意味に違いない。(以下、妄想中国語)
恐れるな。ビクビクしながら登るから滑って転ぶのだ。
 勇気をもって登るのだ。ビクトリーっ!!」


・・・・・本当だろうか。
「小心地滑」の言葉に励まされ、まず3階まで登ります。
東西南北に道がまっすぐ伸びていくのが見えます。美しい。

お若い方は頂上までどうぞ、といわれました。
私は本当に一番「若かった(←コレ重要)」ので
やむなく上を目指すことに。

着いた!
20071001211442.jpg


大雁塔のてっぺんで愛をさけぶ。
VICTORY??!!!!
西安の町がよく見えます。古都長安を思わせる瓦屋根が並ぶ町並み。
新しい建物も、昔の長安風に造っているのだとか。
古いような新しいような、不思議な雰囲気ですね。

登ったら降りなければならぬ
今度こそ本当に「小心地滑」だ。

ちなみに後でガイドさんに聞いたら
「小心」とは「気をつけて」という意味らしいです。
なるほどね?。

その日ホテルに帰ってはたと気がつきました。
そういえば大雁塔に登るのに精一杯で、肝心の玄奘三蔵の経典はどうしたのだろう

どうやら地下に納めてあって、公開はしていないようでした。残念。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。