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20091231110631
スキーに来ています。
昨日は良い天気に恵まれましたが、今日は荒れています。
朝、一度ゲレンデに出ましたがあまりの風雪に
すぐ戻ってしまいました。

今年もお世話になりました。ありがとうございました。
私の2009年のテーマは「祭り」だったのですが
その通り、大騒ぎな一年だったようにも思いますが
結構シビアな事も多かったなあと振り返っている所です。
でもそれをスルリと乗り越えられてしまった気がするのは
周りの方々のお陰だな?と思うのです。
幸せな1年でした。ありがとうございました。

来年の妄想は雪に埋もれながらズンズン積もっておりますが
今年の紅白の大トリはサブちゃんの「まつり」らしいので(笑)
今年最後の最後まで、盛り上がっていきたいと思います!

皆様もどうぞよいお年をお迎え下さいませ。
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アヌビスの「粋なブレリア 幸せなフラメンコ」のまねしてかいてみるね

今年は全く気が難しい踊り納めのクリスマスは前の通い始めてくれたのはちゃんと伝えた。

*このエントリは、ブログペットの「オンザウォール」が書きました。
今年のクリスマスは、フラメンコの踊り納めの日でもありました。
いまの教室の通い始めて半年。
今年は「ダン研(エジプシャンダンス研究会)」の活動がメインだったので
教室には月1?2回しか行っていませんでしたが、12月は4回出席。
いまの教室はゆっくりまったり楽しいレッスンなので
休んでいても、置いていかれることがないのがよいところ。

まあ、前の教室だって3か月くらい振付進まないこともよくあったけど(苦)。

10月からブレリアをやっていました。
ブレリアは何度も習ったことがあるけれど、
あれほど「粋」に踊るのが難しい踊りはないです。
振付や踊りがきれい、というだけではブレリアにならない。
あのコンパス感というか・・・
だからいつも「上手いっ」と唸ってしまうのは、ショーの最後に
カンテ(歌い手)さんがちょろっと踊るブレリア。
リズムが身体の中にあるのがよくわかります。

今の先生もブレリアのノリとか、音楽をよく感じて
身体で音楽を表現することをよく教えて下さるのが嬉しい。
振付とか間違っても全く気にしないで?と。
まるで目からウロコが落ちるようでした。
この1か月で私のブレリアは全く違うものになったような気がします。

今年最後の練習も、みんなで順番にブレリアを踊ってみて
先生は「すごくいいノリですよ?♪いい感じです!」と
とても喜んでくださいました。
私たちも何となく「お、粋にブレリアを感じることができたかな」と
気持ちよくレッスンを終えることができました。

今年の初め、私は前のフラメンコの先生とプチ喧嘩をしました。
私がレッスンにあまり出てこない理由を誤解されたようです。
(レッスンに行けない理由はちゃんと伝えたはずなんだけど)
その後2か月、先生は私に何も教えてくれなくなり
私も先生とほとんど口をきかずレッスンを続け
3月の舞台を最後にその教室を離れました。

その頃の最悪な精神状態に比べたら
今はなんて幸せなフラメンコを楽しめている事でしょう。
先生のお人柄によるのか、生徒さんも本当にいい人ばかり。

幸せな踊り納めの日に私は
フラメンコの楽しさを今一度教えて下さった今の先生と
この教室に誘ってくれた、昔からの練習仲間のHさんと
楽しく迎えてくれる今のクラスの仲間たちと
他の教室に行くことを黙って許してくれた前の教室の皆さんと
私を解放してくれた、前の師匠に
心から感謝をしたのでした。

?アンコール?
僕に寄り添う影
遥かなる我が故郷
彼女に告げて
グラナダ
望郷


この日のリサイタルは「すべてアンコール」のような選曲でしたが
アンコールはまた「ベスト・オブ・アンコール」といった内容です。

1曲目の「僕に寄り添う影」はここ数年の定番となりました。
バヴァーイさんのピアノが聞かせどころの曲です。
バヴァーイさんとカレーラスはどちらが引っ張るとかついていくというのでなく
お互いの良さを引き出す見事なコラボレーションで
音楽を素敵に化学反応させてくれます。
ずっと見ていたいし聴いていたいなあ、と思っていました。

「遥かなる我が故郷」は後ろの客席へのアンコール。
ああ、今日のお客様はまるまる1曲をモノにしたのね。羨ましい・・・・
「かわいい口元」とか「いちばん細い髪の毛で」といった繊細な曲を
後ろの席向けに歌うことが多かったので
今回の選曲は大変新鮮でした。
情熱的な歌に、後ろのお客様は大喜びに見えました。
多くの方がスタンディング・オベーション。
歌い終わると、前の席のお客様に深々とおじぎをするカレーラス。
この心のこもったステージマナーもたまらないところです。

まだまだ拍手は鳴りやみません。
バヴァーイさんがアンコールで登場するとき
「まだあるよ?ん♪」という様子で
チラリと楽譜を聴衆に見せながら登場するのも
ユーモアたっぷりで素敵なパフォーマンスです。

3曲目は「彼女に告げて」。
今回の来日時、あまりアンコール予想はたてていなかったのですが
数日前から頭の中に、この「彼女に告げて」がグルグルまわっていたので
「もしかしたら・・・・と期待しておりました。
そりゃ?、もう。。。。前奏聴いただけで崩れ落ちました。
若いころと変わらない情熱で、あの心揺さぶるメロディーが歌われます。

もう泣くしかありません(号泣)。

カレーラスの歌はあれもこれも大好きなのですが
もしかしたら、この歌が一番好きかも知れません。
歌い終わって、本当に倒れてしまいそう。
彼の泣き節、ほとばしる情熱、カレーラスのすべてがここにあります。
歌い終わると、たくさんのお客様が立ち上がっていました。
もちろん私も立ち上がって泣きました。

どうやらもう1曲歌ってくれそうです。
そう、ピアノの奏でるあのメロディーは・・・・・
私たちの愛する「グラナダ」です!!
客席からすごい拍手が起こります。だってカレーラスのテーマソングですから!

なんでこの歌はこんなに彼に似合うんだろう。
彼が今この時「グラナダ」を歌っている幸せを
何も考えずにただ噛み締めていました。ありがとうカレーラス。

「グラナダ」が終わると会場のほぼ全員が立ち上がっているように見えました。
私も今日初めての「ブラボー!!!」を飛ばしました。
最近アンコールは少なめだから、もうこれで終わりかもしれない。
それでも十分だと思っていました。
アンコールを少なくすることで、彼が1年でも長く歌うことができるなら。

しかし、しかし、しかし。
まだ歌ってくれるらしいのです。楽譜を持ったバヴァーイさん登場。
おもわず「きゃ?????☆☆☆」と悲鳴を上げてしまいました。
隣にいる連れはかわいそうですね。
泣いたりわめいたり奇声をあげたり、さぞかし恥ずかしいと思っていることでしょう。

5曲目は「ヴリア(望郷)」。
いつもの選曲といえばそうなのですが、この日は心臓が腫れあがるほど
これでもか?!とパンチを食らわされている気分です。
これがまたピアノがいいのです。
このへんは感動でめまいがしそうで、あまり記憶がないのですが
ファンの方なら分かって下さるでしょうか。

サントリーホールはまさに「パッション」に包まれて大変。
「望郷」は確かに良い作品ですが、この曲でアンコールを締めくくるのは
ちょっと私的にはバランスが悪いように思っています。
もう1曲あるのでは・・・・? と思っていたら

ありました(泣)。
すみません。また「キャーーーーーーー!!」と奇声を発しました。
今まで彼のリサイタルでこんなに騒いだ事はないのですが(← 本当か?)
どうしたんだ、私?

今年2回めに聴く「冬」です。
カレーラスもきっとこの歌が大好きなんだと思う。
歌いだしから彼は情熱の炎を弱めることもなく
そして私も彼の炎とともに燃えました。
でも私の心はどこか穏やかで冷静さに満ちてもいました。
なぜなら、この歌は私にとって
「また来年も会いましょう」という、カレーラスのメッセージでも
あるような気がしているからです。

最後のアンコールが終わり、一人で再び登場したカレーラスに
たくさんの拍手と歓声が贈られていました。
彼はとても幸せそうに、満足した様子でにこやかに会場に手をふって
最後まで丁寧にお辞儀をして、ステージを去って行きました。

終わっちゃった。。。。
その夜は抜け殻のような私でした。

長々とレポにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
第二部
ヴァルス    山々の雪
アロンソ    ジプシーの歌
ラッザロ   ローマのギター
チョッフィ   五月のある夜
ヴァレンテ   パッショーネ
デスポジト   太陽に酔って
カルディッロ  カタリカタリ


第二部にはいって、サルスエラからの作品がふたつ続きます。
「山々の雪」はCD「地中海の情熱」にも収録された雄大な作品。
「ジプシーの歌」は前はどこで聞いたのかな?懐かしい気がしましたが
踊りたくなってきました(*^_^*)。

カレーラスで踊るといえば、次の歌ははずせない。「ローマのギター」。
同じように踊りたい?お客様から拍手がわきました。
この出だしはカッコいいよね?。。。。とすでに脳内妄想状態。
ホセさまの隣で私が踊っていますよ。もちろんスパニッシュですな。

次はハバネラのリズムにのって「五月のある夜」。
何度も聴いた曲なのに、なぜだろう。
サビの部分で突然涙が出てきました。どうして??
理由なんてないのです。彼の歌が私の本能のどこかに働きかけ
どこかを癒してくれたのかもしれません。
そして歌の最後で彼の燃える炎が私を包んだようながしました。

私の心臓がバクバクし腫れあがり、たたみかけるように聞こえてきたのは
あの「パッショーネ」でした。
ああ、ダメ、もう無理・・・・・・(← 意味不明・笑)
もう声をあげて泣きたくなって、必死にハンカチで顔を覆います。
↑         ↑        ↑
忘れないでくださいね?ホールの反対側から見えているかもよ。

心が何かをしゃべり出す前に、頭が何か考える前に
もうすでに彼の歌は私の五感を刺激してしまったのでしょう。
でも、私だけじゃないと思いますよ?

「太陽に酔って」。これははじめて聴く曲です。
久しぶりの「カレーラスの宿題」です。「この曲知ってる?」みたいな。
過去にもこの「宿題」となった名曲がありました。
「愛のメランコリー」や「冬」がそれです。
この曲もカレーラスにピッタリの歌で、これから何度も聴くことができるかも?

最後は・・・・・いよいよ「カタリカタリ」。
これは前奏が始まると客席中が拍手の渦。
もう・・・・いつもそうなのですが
この曲は客席の人が皆、「毛穴を広げて聴いている」(笑)ように感じるのです。
彼の呼吸ひとつさえも逃してはいけない、というような。
もう私も必死でしたけれど。
最後のフレーズをカレーラスが歌い終わったら、一緒に倒れてしまうかもしれない・・
なんという緊張感。
彼が歌い終わると、その緊張感から解放されるかのように
私はふらふらっと椅子から立ち上がってスタオベしておりました。
アンコールの前に立ちあがっちゃったのは、もしかして初めてかも?

アンコールはまたこの次に。
2009年12月12日、再びサントリーホールにカレーラスを聴きに行きました。
この日の午前中にはウードのレッスンがあり
撃沈に次ぐ撃沈、そして罰ゲームまでさせられ(後日また・・・)
一度楽器を置きに自宅に帰り、再度外出するまで1時間半練習。
その私の奏でる「悪魔の調べ」がナマナマしく耳に残った状態で
ホールに入ったのでした。

「地中海の情熱」テノール・リサイタル
テノール    ホセ・カレーラス
ピアノ     ロレンツォ・バヴァーイ


第一部
ラマ    静けさに歌う
トスティ   秘密(ひめごと)
ガンバルデッラ  舟人の歌
ピアソラ   天使のミロンガ (ピアノソロ)
ベッリーニ   光さす窓辺
ナルデッラ   何を言えよう
モレーラ    つばめ
リバス    君への愛ゆえに(ルゾー)


どうですか、このプログラム!いやでも盛り上がらざるをえない作品ばかり。
会場の様子も先日のクリスマスコンサートと違って
すでに開場直後から燃え上っているかのようです(← 私だけ?)

ステージ上にカレーラスとバヴァーイさんが登場すると
「待ってました!」という拍手がいつまでも続きます。
この二人のツーショットをどれだけ待ち望んだことか・・・・・
イケメンふたりが笑顔で客席にこたえる姿を見るだけで
ああ神様、こんなに美しいものを見せてくれてありがとうと
ちょっと涙ぐんでしまいます。

おなじみの「静けさに歌う」の前奏が奏でられると、ああもうダメ。。。。
こんなにも私はバヴァーイさんのピアノに飢えていたのだと(!?)
改めて自覚したのでした。
歌いなれた曲ですし、彼の豊かないま一番魅力のある
中音域の声に飲み込まれていきました。。。
1曲目からブラボーが飛んでいます。

ああ、なんて美しい音楽、美しい世界。
私の奏でる「悪魔の調べ」が耳に残っていただけに
より一層輝いて聞こえたのでした。
「全音」「半音」のはっきりしている世界って素敵。。。。

トスティの甘美な「秘密」、カレーラスの繊細な歌唱が冴えます。
トスティを歌わせたら彼以上の歌手はいないでしょうね。
そりゃあ、客席一同トロけてしまいました。(← 私だけ?)
ここ数年のおなじみになった「舟人の歌」も堂々と歌い上げ
もうアンコールなのか?という盛り上がりを見せています。
そしてカレーラスは一度退場。
バヴァーイさんだけが残ります。

次はピアノソロ。今日一番の楽しみだった(カレーラスさまごめんなさい・・・)
ピアソラの「天使のミロンガ」をバヴァーイさんが弾こうかというその時・・・
ホール側が遅れてきたお客様を入れたのです。
当然ガサガサしますよね。
バヴァーイさんも気になったと思いますが、そのまま落ち着くまで待てないと見えて
「天使のミロンガ」を弾き始めました。

ああああああああ。。。。。。あの静かで繊細なピアノの出だしが
客席のざわめきでよく聞こえないっ
悔しくて涙が出ました。
私は「闘うタンゴ」ピアソラが大好きで、まさにバヴァーイさんの弾く「天使のミロンガ」が
きっかけでした。
こんなに美しい作品があったのか・・・と衝撃を受けたものです。
その運命の出会いとなった曲がナマで聴けるという時に
何をしてくれたんだサントリーホール!(激怒)

バヴァーイさんは過度にエキサイティングして弾くこともなく
実に淡々と最後までピアノを弾き(これがまたこの曲の美しさを際立てる・・)
退場しました。
お客様を入れるなら、このタイミングがよかったんじゃない?(泣)

二人揃って再び登場、「光さす窓辺」を歌います。
この歌は昔からよく聴いていますが、いつも詩の情景が目に浮かんできます。
男性が見つめる窓、愛する人の亡骸。
そしてパヴァロッティが亡くなったときも彼はこの歌を歌ったなあと。
言葉にできない感情が胸の中をグルグルしていました。

カレーラスによる地中海の旅はイタリアから始まり、いよいよスペインへ。
モレーラの「つばめ」を彼の心をそっと手渡されたかのように聴き
第一部ラストの「君への愛ゆえに(ルゾー)」へ。

この曲はカレーラスのリサイタル以外ほとんど日本では歌われないと思いますが
カレーラスファンには大人気の曲で、前奏が始まると
どこからともなく拍手が沸き起こりました。
昨年のバルセロナでのデビュー50周年コンサートのあと
バルセロネータで待っていたたくさんのファンの前で歌ったのもこの歌。
ここ一番の大事な時に歌うのを、ファンはよく知っていて
その大切な歌が、この日聴けるということに、皆が幸せを感じていたのですね。

カレーラスはいつものように、エンビの胸ポケットから
小さいカタルーニャの旗をチラリと出して
エレガントにニヤって笑って、ステージを去って行きました。

その2に続きます。





?アンコール?
君を愛す
冬 
何を言えよう 
きよしこのよる


「君を愛す」の前奏が始まると
前のほうに席のご婦人たちの多くが
両手で顔を覆ったり、ハンカチで口を覆うのが見えました。
みなさん少女のように目をキラキラさせて。
お気持ちよくわかりますっ!

・・・・でもこんな風に、こちらの席からよく見えてるっていうことを
私もよくわきまえておかなければ。
いつも泣いたりわめいたりしているから

この歌こそ、カレーラスがここにいるすべての人に伝えたいという感じで
エネルギーが前に前に燃えて流れていくのが見えます。
(もちろん後ろにもね)
歌い終わると、よろよろとよろめくカレーラスを
舞台で支えて差し上げたい私でした。。。。

「冬」の前奏で今度は私が「あ??。。。。。」と
ハンカチで顔を覆いました。(← 見えてますよ)
今日この歌が聴けると思わなかったので。
決して日本でポピュラーでないこの歌を
カレーラスが来日のたびに歌うのだから
彼もきっとお気に入りなんですよね。
もう絶唱絶唱絶唱!!・・・・・・でした。

「何を言えよう」の2番に入った時、カレーラスがくるりと後ろを向いて
歌い出しました。
来ましたよ人生で一度は経験してみたいこの瞬間!
でも2番だけかあ。。。。
今日初めて前から聴くカレーラスの声。ああ、やはり響きが全然違う。。
数日後の「地中海の情熱」コンサートが楽しみです。

ラストは「きよしこのよる」。
前回のクリスマスコンサートでは「みなさんご一緒に」と
日本語で歌われたのが懐かしく思い出されました。
最近はあまり日本語でアンコールを歌いませんが
それがなくても特に淋しいとは思いません。
どんな言葉の歌にも、彼の思いが溢れており
言葉の意味はわからなくても、彼の伝えたい事はちゃんとわかるから。

花束攻勢も相変わらずですが、今回は幾分スマートな感じでよかったです。
何度めかのカーテンコールのあと
ああ、これで今日はさよならなんだな、と感じた瞬間
私もまわりの客席の方も立ち上がりました。
彼は穏やかな微笑みを残しつつ、ステージから去って行きました。

また数日後!お会いしましょう!
今度はロレンツォ・バヴァーイさんのピアノとともに。
ブログペットが毒々しい長文を書いていましたが
かわいそうだが邪魔なのて削除しました?。

さてホセ様の繊細かつ情熱的な歌唱を邪魔するもの・・・・・・
それは長身でビジュアルでも邪魔をしていた
指揮者のヒメネスさんです。

気になりだしたのは2曲目アルバレス作曲の「祈り」。
この荘厳で重厚感のあるカレーラスの出だしに対して
彼の指揮は「まるでマーチ」
ふたつ振りしたい気持ちはわからないでもないが
そう威勢よく頭上高く指揮棒を振りあげなくたって
背が高いから見えると思うんだけど。

次の曲はフランクの「天使の糧」。
ああ、美しくエレガントにカレーラスが歌いだすのに・・・・
指揮はまた「マーチ」
不思議なことに、オーケストラはカレーラスの雰囲気に
ピタリと合っているように聞こえたので
まるで指揮者だけが異次元にいるかのように見えます。

最も泣かせていただいたのはマスカーニの「アヴェ・マリア」。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲のメロディーに歌詞がついた曲です。
ドミンゴの歌唱がとても印象的で、カレーラスもどこかで歌ったと思いますが
この日は歌いだしが「奇跡的」と思えるくらい美しいものでした。
「Ave Maria・・・・」の歌の後ろに絶妙なバランスで
「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲が聞こえてくる・・・・という
私の経験にない美しさに思わず涙がポロリとした瞬間・・・・・

となりで「マーチ」の指揮が

あまりの悔しさに、感動の涙は一転「悔し涙」に変わりました。
オーケストラはカレーラスにピッタリと寄り添い
指揮者ひとりだけが取り残されるのでした・・・・。

なんでかなあ。
カレーラスのエネルギーを感じれば、マーチ振りにならないはずなのに。
ppの音量の時もマーチでしたから。
それともカレーラスの熱さに感化された結果がああなったのかしら。

不思議なことに、オーケストラのみの演奏の時は違いました。
時には指揮棒を腰あたりで振ってみたり、自在に表現していまして
演奏もとてもよかったです。

出来るなら、早くやってよ。。。。。とつぶやく私。

第二部、カレーラスに集中する術を覚えた私は
不思議なことにあまり指揮が気にならなくなりました。
スペインの美しいキャロル「幼子と聖母」が歌われましたが
繊細なPPが聞かせどころのこの曲で、伴奏が
ジャンジャカジャーンとマーチを奏でたらという恐怖に襲われましたが
これも奇跡とうべきか
カレーラスの歌を邪魔することなく、消え入りそうに静かな演奏で
世界一美しい彼のppが崇高にホールに響き渡った時は
「ヒメネスさん、グッジョブ」と叫びそうになりました。

今のカレーラスの歌は頭が何か考えたり、心が何かしゃべる前に
本能に訴えかけるのか、気がついたときには涙がドドーっと流れる、と
いうことがとても多いのです。
「幼子と聖母」もそんな感じでした。

あー、長くなりました。
アンコールはまた次回に。
しばらく独断と偏見に満ちたカレーラスレポが続きます。
今回は少々の毒出しあるかも(笑)?
あらいやだわ?という方は、スルーしてくださいませ。

12月9日 ホセ・カレーラス クリスマスコンサート@サントリーホール
テノール ホセ・カレーラス
指揮   デイヴィッド・ヒメネス
管弦楽  東京フィルハーモニー交響楽団
パイプオルガン 新山恵理


<プログラム>
第1部

パイプオルガンによるオープニング曲
シューベルト  千人の天使たち
アルバレス   祈り
フランク    天使の糧
マスカーニ   アヴェ・マリア
ビゼー     「アルルの女」第二組曲より 間奏曲
イギリス伝承曲  神の御子は今宵しも

第2部

トルドラ     サンタ・ルシアのロマンス
ブラームス    子守歌
ハチャトゥリアン バレエ「スパルタクス」よりアダージオ
伝承曲      幼子と聖母の歌
デイヴィス    キャロル・オブ・ザ・ドラム
シュトラウス   オペレッタ「ジプシー男爵」より序曲
バーリン     ホワイト・クリスマス
ギャノン     クリスマスは家で
(以上 演奏順 一部プログラムと順序が違います)

先日速報で書きましたように、今回はサントリーホールの
「ほぼ後ろ側の席」から聴きました。
音響的には残念ながら響きが十分ではありませんでしたが
ホセ様との距離はなかなかよろしいようです。

が、開演までは気がつかなかったのです。
私と彼との間を隔てる、大きなお方の存在に。

指揮者、デイヴィッド・ヒメネス氏です(笑)。
背が高い!!彼の甥だけあってなかなかイケメンですが
指揮台に立って指揮棒を振りあげると

カレーラスが隠れてしまって全く見えない(号泣)。

ヒメネス氏はその背の高さだけでなく
他の面でも私と彼との間を引き裂くことになるのですが(毒)。

肝心のカレーラス様はお元気そうに登場。
数日前ファンクラブからいただいた来日時の写真は
ちょっとお疲れに見えたので心配でしたが
ホッといたしました。

前回の果樹園ホールでのクリスマスコンサートは、舞台装置も結構派手目でしたが
サントリーホールでは上品なイルミネーションがステージを飾ります。
クリスマスの雰囲気をグッと盛り上げます。
オープニングのパイプオルガンは「もろびとこぞりて」と
「主よ人の望みの喜びよ」を奏でます。

プログラム的には例年のクリスマスコンサートと変わりませんが
クリスマスソングでさえ手を抜かず
オペラアリアを歌うように全身で、心をこめて歌うのが
我らがカレーラスの流儀です。

今回は斜め後ろから彼を拝見したわけですが
歌っている時の彼の動きがよくわかります。
感情が高ぶって聴衆に訴えたいとき
彼の体は自然に前に前にと傾いていき
「決め」のロングトーンを終えると力尽きたように
ヨロヨロっと数歩後ろに下がってしまいます。
まさに、まさに全力投球。これぞカレーラスを聞く(見る?)醍醐味。

初心に戻った気がしました。
私がカレーラスにはまっていったのは、まさにこの身体から絞り出されるような
全身全霊で歌う姿であり
聴衆ひとりひとりに歌いかけるような、心のこもった歌唱ということを。

何度も書いているように、今のカレーラスに「不調」の文字はありません。
そこに彼が存在して歌う限り、いつも彼は絶好調なのです。
この日は私の席からは、彼の声は充実していて大変よかったと思います。

んがしかし、彼の音楽にちょっとした邪魔者が・・・・・
この毒毒しいお話はまた次回に。




20091212205511
カレーラスのリサイタルが終わりました。
当然総立ちです!

1曲目からカレーラスのヒットパレードですから
盛り上がらないわけがない。
まだまだ歌ってない持ち歌がありますから
「地中海の情熱2」を期待します!

後半は「5月のある夜」で彼の炎とひとつになり
続く「パッショーネ」の出だしで号泣しそうになり
声が出ないようにするのが精一杯。
ラストの「カタリカタリ」が終わると
早くも立ち上がってしまいました。
アンコールは聞きたい歌ほぼ全部歌ってくれました。グラナダも!

ラストの「冬」は私にとって
「来年もまた会いましょう」の
「約束の歌」なのです。

さて、ぼちぼちレポ書き始めます。
よろしければおつきあい下さいませ。
前半終わったところで
サントリーホールは燃え上がっています(笑)
ピアニストのバヴァーイさんとのツーショットを
みているだけで涙が出ます。

今日のプログラムで一番嬉しいのは
バヴァーイさんのピアノソロで
ピアソラの「天使のミロンガ」があったこと!
カレーラスDVDでこの曲を初めて聞き
そこから私の「ピアソラ中毒」が始まったのです。

それにしてもサントリーホールさん!
遅れてきたお客様を入れるタイミング、
間違ってるよ?(怒)!
20091212174235
今日もサントリーホールです。
午前中のウードレッスンで見事粉砕した私ですが
気持ちを入れ替えて!

今日はカレーラスが私の心にパッションの火をともしてくれるでしょう!
20091209213456
以上4曲。
クリスマスソングばかりかな、と諦めていたので
この選曲は嬉しい限りです。
まさか「VIERNO(冬)が今日聞けると思っていなかったので
もう大感激。
「何をいえよう」の2番は後ろ席に向かって
歌ってくれました。
今日正面で聞いたたった1つの曲です。
いつもの包容力のあるカレーラスの声が聞けて
本当によかった。
土曜のリサイタルが楽しみです!
20091209195106
今日は人生初めての「ビハインド・カレーラス」(笑)。
斜め後ろから見る彼もまた麗しい。
カレーラスはもちろん絶好調です!
カレーラスはね。。。

この席だからこそ見えるものもあります(毒)。

しかし第一部で早くも涙腺がゆるんでおります。
20091209183511
ただいまサントリーホール前です。
カレーラスのクリスマスコンサート開場間近です。
心なしか、カラヤン広場は例年より
イルミネーション少なめ。
クリスマスツリーが見当たらない。

またカレーラスに会える幸せ。
再会できることに感謝。

今日はしばし星降る妄想に
思う存分浸りたいと思います。
開場です!
昼間、テレテレテレテレ・・・・とウードを練習していると
近所のスズメ7羽衆がワサワサっとやってきて
我が家のベランダにズラ?リと並びました。

「おや、私のウードを聞きに来たのかね?」

その時は「毎日5時間やるように」(←鬼)言われている右手の練習中でしたが
このスズメさんたちに何か弾いてあげようと思いました。
しかしここで「Raqsa Aziza」をうるさく弾いたら
一気に逃げられそうだし
かといって「ポッポッポッ ハトポッポッ♪」ではバカにされそうだし

カレーラスウィークも近づいているので
カタルーニャ民謡の「鳥の歌」にチャレンジしました。


↑バルセロナ・オリンピック閉会式で
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスが歌った「鳥の歌」。
この曲とともに、静かに聖火が消えていく忘れられないシーンです。
(さすがカレーラス音楽監督!)

この楽器でクラシックを演奏するのは大変だわ。。。。
一音がものすごーく広い。
でもこの曲をいつかアラブ音楽風に弾けたら
とても素敵だと思う。

肝心のスズメですが、しばらくおとなしく聞いてくれまして
最後の2羽が飛び立つまでに
私は10回ほど「鳥の歌」を弾くことになりました。。

私のウードを聞いてくれる初めてのお客様でした。



もう何回めですか?は聞かないことにして・・・・

今年もカレーラスの誕生日をお祝いできる幸せ。

来週にはお会いできる・・・・あああああああ?。

カレーラスがまた更にお幸せな1年を過ごせますように。

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↑ この映像はおなじみですが、当時メイキング映像もあって
3人&指揮者ズービン・メータの初めての顔合わせが
ホセ・カレーラスの誕生日だったそうです。
みんなで♪Happy birthday dear Jose?♪と歌うシーンか
思い出されます。
パヴァロッティがニコニコして歌っていました。

今年の私のテーマは「祭り」でしたが
これから年末に向けて、祭りの総仕上げ(!?)。
12月にはいよいよホセ・カレーラスの来日で「大祭」(笑)。

それ以外にも12月ということでクリスマスに歌わせていただくとか
パーティーで踊らせていただくとか
自分の準備も必要です。

年末の祭り総仕上げの幕開けは、我らの黒王子イーゴリ・コールプの踊る
「白鳥の湖」ですが、そのような理由で今回はポイントのみ。

オデット/オディール    ディアナ・ヴィシニョーワ
ジークフリート王子     イーゴリ・コールプ

その他省略させていただきますm(__)m

私個人的に「白鳥の湖」の王子は本当にツマラナイ、
だってマザコン王子で女性のサポート役にしか見えないから・・・・。
でもコールプの王子は違う。
以前映像でも観ましたが、子供時代を終え大人になって
結婚相手を決めなければならない、憂える王子に見えます。
マザコンなのは仕方がないとして(笑)

子供と大人の間で揺れながら、最後には立派に大人のオトコに
成長する物語・・・・・がコールプの「白鳥の湖」。

じゃオデットはどうかというと、ヴィシニョーワは本当に
ウワサ通りの「妖艶な白鳥」。色っぽい?
一幕のオデットは完璧に見えました。
終始コールプをリードする「姉さん」みたいです。

二幕のオディールの場面でヴィシニョーワが滑ってしまい
尻もちをつきそうになるアクシデント発生。
支えていたコールプに引き上げられたように見えました。
その後は少し慎重になったかな、という印象を受けましたが
特に怪我したわけでもなさそうですし、安心しました。

コールプは今回自分の所属するバレエ団の公演で慣れた環境、
慣れた相手、慣れた役柄ということでとても安定していました。
昨年から今年にかけては、ヒヤヒヤドキドキ見ることが多かったので。
(新しい振付とか、相手役とか)
でもコールプの場合、もう少し客席でスリリングに見ていたい・・・
と思ってしまうのは、彼に気の毒かしら?

その他、大勢の白鳥がそろって踊るところも見事で
さすがマリインスキー!と思ってしまいました。
なんというか、呼吸が合っているのです。
ダンサーの背丈体型も揃っていて、並んだ時壮観とさえ思えます。

とても「大人な」白鳥の湖ですが、もう少しピュアな感じがあっても
いいかなあ。。。
最後のポーズは艶めかしささえ感じましたわ・・・・私だけ?

マリインスキーを見るのは残念ながらこの日が最後。
最終日のオールスターガラではコールプがシェエラザードを踊るので
とても見たかったのですが、チケット代が高い(泣)。
プログラムによればボリショイ・バレエとマリインスキー・バレエの
合同公演が来年あるそうなので
そこでまたコールプが見られたらいいなと思っています。

その前に・・・・またすぐ来てね?♪

今回は前のほうでセンターに近く、いいお席でした。
これが某果樹園ホールだったら全然見えないでしょうが
よく見えました。さすが東京文化会館。
プログラムも女性のバッグに収まりのいいサイズでよかったです。
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