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モーツァルト・イン・エジプト(4)〜レクイエム
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- 2006/05/23(Tue) -
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モーツァルト「レクイエム」は私にとって色々な思い出のある曲。 「モーツァルト・イン・エジプト」にも最後に収録されていますが スケールの大きな、感動的な作品に仕上がっています。 宗教同士の争いなどしている場合ではないっ!! この曲のように、あらゆる民族・宗教が理解しあい競演しようじゃないか! ・・・・などと、柄にも無く叫びそうになってしまう名曲です。
エジプト版「レクイエム」はまず「ハッハッハー」と人々の呼吸する音で始まります。
(文字にするとおかしくなっちゃうんだけど・・・・・泣) これはどうやらイスラム教の儀式で使われるもののようですが、 (辞書ひいてもわからない )おだやかなトランス状態に導く催眠法のようです。 その呼吸と重なるように、今度は「アラー」の名前が繰り返され イスラムの僧が神を賛美する歌を歌い始めます。 そこへモーツァルト版「レクイエム」の冒頭のオーケストラが流れ イスラム僧の歌と重なります。 彼はモーツァルトの音楽に導かれるように魂の平安を祈る歌を 即興で歌いつづけ、やがてモーツァルトの冒頭のコーラスにつながります。 ここからはカトリックの鎮魂ミサが歌われます。 コーラスが一旦止むと、少女のソロが始まります。 これは何と、コプト教(エジプト独自のキリスト教)の歌なのです。 しかもこのコプト教聖歌のメロディーは、 古代エジプトのファラオの時代、ミイラを亜麻の布で包む時に 歌われていたと伝承されているメロディーなのだそうです。 歌詞は、十字架にかけられたイエス・キリストが一緒に処刑された ふたりの盗賊たちに語った最後の言葉を引用しているとか。 この歌は現在も、コブト教で「受難日」(キリストの受難を記念する祭日)に 歌われています。 イスラム教、カトリック、コプト教。 それぞれの宗教歌が順番に歌われ、または絡み合いながら演奏されます。 宗教が、言葉は違ってもこの曲の根底に流れるテーマは 魂の平安を祈る気持ち。 そしてそれは更に平和を願う気持ちに繋がっていくようにも思えます。 確か映画「アマデウス」でのモーツァルトのセリフを思い出します。 「3人の人が同時にしゃべったら雑音にしかならないが 音楽にしたなら、そこに美しいハーモニーが生まれる」 いろいろな民族、さまざまな宗教。 まだまだ世界中で理解しあえないところがたくさんあるけれど この「レクイエム」のように お互いを認め合い、それぞれの表現を尊重しあい 美しいハーモニーを奏でる、そんな世の中を心から願うばかりです。 ![]() ←このDVDでは、カレーラスがテノールソロを担当しています。 戦火により廃墟となったサラエボ・国立図書館での演奏に心を打たれます。収録に向かう自動車の上を、銃弾が飛び交っていたと聞きます。 モーツァルト:レクイエム posted with amazlet on 06.05.18 カラヤン(ヘルベルト・フォン) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ショルツ(ルドルフ) トモワ=シントウ(アンナ) バルツァ(アグネス) クレン(ヴェルナー) ダム(ジョゼ・ヴァン) ウィーン楽友協会合唱団 モーツァルト ユニバーサルクラシック (2003/04/23) 売り上げランキング: 18,682 おすすめ度の平均: ![]() 糞便を投げるアマデウス 至高のレクィエム 素晴らしいです!・・・と、美しく終わればよかったのに なんとこの「モーツァルト・イン・エジプト」、 パート2が出来ちゃったんです!!! パート1とパート2は並んでCDショップに置いてあったのですが パート2はあっという間になくなってしまいました ![]() しかも、アマゾン他、ネットでもなかなか見つかりません ![]() どうか、街でみかけたらアヌビスまでご一報を!宜しくお願いいたします。。 |
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