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オンザウォールが占ってあげるね。

今日は「スペイン運好調かも」だよ。
あの曲もあの歌もあの曲も・・・・とスペインは尽きるでしょう
その通りでございます。
10月17日(水)、ウンベルト・クァグリアタのピアノリサイタルに行きました。
彼は1955年ウルグアイ生まれ、在スペイン40年余りだそうで
プロフィールによれば幅広いレパートリー、十分な曲への思い入れがあり
何より「セクシーな音色」を聞かせる人らしい。
実は私のフラメンコの師匠のお知り合いで、誘われて行ったのでした。
最近、同行が多いなあ・・・

場所はJR大森駅から徒歩約10分のところにある「山王オーディアム」。
迷路のような閑静な住宅街の中にあり、迷いながらもやっと到着。

20071017234507.jpg


中に入ると、50名分くらいの椅子が並んでいるサロン風のところでした。
師匠は一番前でかぶりつきの席ですが、私は少し離れたところへ。
プログラムは以下の通り。
第一部
 リスト:コンソレーション(慰め)/ハンガリアン狂詩曲 
 ショパン:プレリュード Op.28 /マズルカ Op.67 /夜想曲 Op.9/
       ワルツ Op.69/軍楽ポロネーズ Op.40
 バルトーク:夜想曲/アレグロ・バルバロ

第二部
 アルベニス:タンゴクラシコ/グラナダ
 グラナードス:オリエンタル舞曲/スペイン舞曲第5番(アンダルーサ)
 ファリャ:粉屋の踊り/火祭りの踊り(「狐火」から変更)
 トーマス・マルコ:ファリャからルビンシュタインへの手紙/土着の偶像
 ダニエル・ステファニー:アルゼンチンタンゴ/マクンバ

音色、特にアルペジオの綺麗なピアニストです。
圧巻だったのは第二部。スペインの大作曲家の作品が並びますが
彼の独創的な演奏が際立ちました。
アルベニスの「タンゴ」では自由なリズムな揺れを楽しみ
グラナドスの「アンダルーサ」はメロディーを十分歌い上げるように弾いていました。
スペイン好きにはたまらない時間・空間です。

しかし一番はファリャの「火祭りの踊り」。
実は「狐火」からのプログラム変更でした。
どちらも「恋は魔術師」の曲ですが、私は「狐火」の独特なメロディーや節回しが大好きなので
ちょっとこの変更にガッカリだったのですが
結果的には大成功でした。
まるで目の前に炎が現われるような演奏。
小さな火種がだんだん大きくなって燃え上がる炎となって
それが揺らいだり、広がったり風に吹かれて消えかかったり・・・・
そのな様子が目に浮かび、まさに炎に飲み込まれるような
はっきりとしたダイナミック。
魂で弾くピアニストだ・・・・そんなことを感じました。
今まで私が聴いてきた「火祭りの踊り」は何だったのだろう。
技術の素晴らしさだけでは味わうことの出来ない、深い演奏に
思わず涙が出そうになりました。

山王オーディアムでは、休憩時間にお茶とお菓子を出してくれます。
ちょうどお腹のすいてくる時間。嬉しいおもてなしです。
お客様はどちらかといえば年齢層高めな、耳の肥えた方々という感じ。
終演後、偶然楽屋口ですれ違ったクァグリアタ氏はニッコリ笑って
「アリガトウ」と言ってくれました。
次の来日もまた聞きに行こうと思いました。
もっとたくさんの人に聞いて欲しいなあ。50人ではもったいない。

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