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「ルジマトフのすべて2008」第一部ラストの演目はルジさまによる「阿修羅」。
昨年に引き続き2回目です。

上半身が裸で赤いパンツ姿で登場したルジさま。
もう、その存在自体が踊りです。
細かくゆっくりとした筋肉の動きまでが、その踊りに欠かせないもの。
今回はそんなルジマトフの肉体から音楽が発せられているような気がしました。
もう、何もかもが美しい。
一年間、待っていて良かった・・・・・・・・・

第二部はバレエとフラメンコの融合「カルメン」。

音楽はどうするんだろう、と思っていましたらフツーにビゼーでした。
最初にバレエのバーレッスンの場面があり、ルジさまの貴重なレッスン風景に目が釘付け。

ロサリオ・カストロ・ロメロのカルメンは、期待を裏切らないカルメン像。
さてドン・ホセについてはちょいとうるさい私ですが
そこはさすがルジさま。かっこいい・・・・・・
「ハバネラ」のところは、アントニオ・ガデス版と重なる振付がいくつかあって・・・
あるシーンでは、ガデスの姿とルジさまの姿が脳内で重なったり。
大丈夫。もう大人になりましたから、それくらいでメソメソしません。

「セギディーリャ」の音楽に合わせて舞台にはいくつかのテーブルが配され
男性ダンサー(リカルド・ロメロだったかな?)がサパテアードを踏みますが
これが音楽に合っていないので、まことに耳障りでありました
なぜあそこであれをやったのかしら。

カルメンとホセのシーンはどこをとっても別世界のようによく練られており
見ていてグイグイと引き込まれ見ごたえがあります。
二人が踊るシーンと、それ以外のところの温度差が激しい気がしました。
ふたりの濃厚な愛のシーンで使われた音楽は、ビゼーでなくてフラメンコ。
それもガルシーア・ロルカの「ソロンゴ」です!!
ここはいい選曲したな、と思いました。

月はただの小さな井戸
    花になんの値打もない
  大切なのはあなたの腕
    夜にわたしを抱くときの…
                 (濱田滋郎訳詞)


エスカミーリョの登場シーンは長すぎたように感じました。
「闘牛士の歌」フルコーラス踊る必要があったのだろうかと・・・・・。
しかも白の長い学ランみたいな衣装も微妙。

ミカエラの登場は新鮮でした。
ミカエラというと、どうしても純情・純粋にホセを愛するキャラと理解していましたが
ユリア・マハリナ演じるミカエラはカルメンに張り合おう程の色気と迫力。

ミカエラの登場に悩むホセさま=ルジさま。
この場面のソロの踊りは本当に「ああ、来て良かった・・・・」と思うくらい。
もっともっと彼のソロが見たい。

ラストは、オペラでのふたりの言い合いのシーンの音楽が少しかかってから
ガラリと音楽が変わり、全く違うアプローチでのカルメンとホセの踊りが展開されます。
たいていは醜く言い争った上に、カルメンを刺してしまい
「ああ、やってしまった・・・・」と後悔するホセ像が描かれますが
ルジマトフ版(ロメロ版というのか?)は、もっと深く二人の心情が描かれます。
ここも本当に美しいシーンで、この美しいまま物語が終わればいいと思っていましたが

突然オペラの終末の音楽に戻り、ホセの嘆く歌声と
あの「ジャ??ン ジャ????ン」というお決まりの音楽で幕が下りました。。
現実に戻された・・・・・・・気分です。

「カルメン」はいろんな場面がからんではいますが
もっとシンプルにストーリーを作ってもよかったかな、と。
軸になるべきカルメンとホセの部分が弱い気もしましたが
ルジさまとロサリオの踊りはストーリーの弱さを補って
なお印象的な素晴らしいものでありました。

ルジさまにはレニ国バレエの監督の仕事が忙しいようですが
まだまだ私のようなニワカファンのために、踊ってほしいと心から願います。

来年「ルジさまのすべて2009」がありますように。

そして願わくば、次もコールプをゲストに呼んでくださいませ。


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コメント
七夕仕様ね!
さすが、「カルメン」、もとい「ドン・ホセ」歴長し。
造詣が深くてらっしゃる。
知りませんでした。「ソロンゴ」という歌なのね。

愛だなあ。私があの「カルメン」について書くともっと辛辣になりそうよ。

そして。フフっ。よ・く・ば・り!
でも私もそう願うわ。
2008/07/08(Tue) 00:43 | URL | ほみ | 【編集
ほみさんへ
連日のお運びありがとうございます^^

エスカミーリョがイケメンでなければ、説得力がないのよ。
ルジさまは素敵過ぎたわ・・・もちろんリカルドもそこそこだったけど、物足りないわ~

次回のコールプは思いっきり奇抜なやつで
お願いしたいです。(←よくばりすぎ)
2008/07/08(Tue) 12:59 | URL | アヌビス | 【編集
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