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昨日10月1日は「都民の日」。
だからという訳ではありませんが、仕事が休みでしたので
損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「ジョットとその遺産展」に行ってまいりました。

20080619-p06.jpg


この日は「お客様感謝デー」ということで無料で入場できるのです!
タダより安いものはないっ!!
フランス語が得意らしいソフトバンクCMの白い犬お父さんのように
損保ジャパンビルの入り口の中心で叫んで入る。
「Oui, TADATOMO

13?14世紀にイタリアで活躍し西洋絵画の流れを変えたといわれるジョット。
そしてそれはやがてボッティチェリやダ・ヴィンチなどのルネサンス絵画へと発展していきます。

・・・・という簡単な知識のみを携えて参りましたが、
実にこの絵画の流れがよくわかる美術展でした。

イタリアにおいて、それまでの宮廷儀式風で装飾的だったビザンティン美術に
ローマ派がもっていた立体感や理想的な美を取り入れて
ジョットは人間らしい感情・物語表現、堂々とした造形
陰影などを使って三次元的空間を描きました。
「嘆きの聖母」は本当に、聖母が悲しみのあまり血の涙を流しそうです。

ジョット後の作品も時代ごとに展示されています。
ゴシックの時代には聖母像も細長・とんがった額に入っていたり
ペストが流行し、不安な時代を迎えるとメッセージ性の強い絵画が描かれるようになり
太い輪郭などで表現されます。

後期ゴシックになると中心的画家がいなくなり、大黒柱を失ったように
ジョット前に描かれていた奥行きの浅い、幻想的表現の伝統回帰の傾向が。

戻っちゃったんだ・・・・・・・
ジョットから常に進化し続けたのではなく、時代の流れとともに変化する絵画の変遷が
大変興味深かったです。

その後イタリア・フィレンツェが社会的に安定期に入ると
かつての栄光を求めて絵画もジョット回帰へと向かいます。
細密な描写からどっしりとした、立体的表現へ。ルネサンスの幕開けです。

このような流れがはっきりとわかる展示です。
ほぼすべてがキリスト教美術ですので、それぞれのシンボルが表わす意味の説明もあり
大変わかりやすく面白かったです。

11月9日まで。これもオススメです。

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