上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「海賊」の感想は後にして、待ちに待ったコールプ・ガラから書きます。
毎度のことですがコールプ中心で、しかも素人目線ですのでご勘弁を。

ネットのあちこちで「奇人コルプ」「不思議の国のコルプ」と書かれている我が黒王子。
本公演のチラシにもこんなアブナイひとことが。
「私の世界の扉は、いつも皆様のために開いております」

ひゃ???
こんなキザなこと言うわりには、この文章の直筆を見ると
とても丁寧で美しい文字が並んでいました。
暴れん坊に見せておきながら、しかし踊ることにはとても真摯な姿勢のコールプであります。


さてコールプの世界の扉はR.パクリタル振付、C.サン=サーンス作曲の「白鳥」で開かれました。
コールプのために振り付けられたそうで、ファンの間でも評判の作品でしたから
大変楽しみにしておりました。
ヨレヨレ?のコートを着て登場のコールプ、それを舞台の真中で脱ぎ捨てると音楽スタート。
人生をうまく進めない、生きることへの恐怖や不安を抱えている男を
とても繊細な人物として表現しているようでした。
もう少しアブナイ香りでいっぱいなのかと期待しておりましたので
そのへんは少しガッカリ、というところ。
あの美しい「白鳥」の音楽がクライマックスにくると、「ハーッハッハ」という
男性の高笑いが聞こえ、これにおびえるコールプ。(そしておびえる私・・だって唐突なんだもの)
パクリタルによればこの男は恐怖と同時に夢や希望をもっており
やがて彼の目の奥で美しい鳥が力強く翼を広げていく・・・という構成のようですが
この部分はあまり感じられず?ラストでは脱ぎ捨てたコートをコールプが
恐る恐る取り上げて、それを抱えると逃げるように去っていきました。
「え?これで終わり?」という幕切れで、なんだかすっきりしません。
もう一度見ないとわからないなあ。。。。奥が深そうです。

次のコールプ出演はヴィクトリア・クテポアとの「デュエット」。
A.コレッリの音楽に振付はD.ピモノフですが、
私がコールプにはまった「マラキ」を振付したのもこのピモノフです。
登場する2人の男女はうまくいっていない恋人同士?
女性が男性をののしったり殴ろうとしたり、激しい感情をぶつけ合います。
離れては寄り添い、また離れようとするが離れられない・・・を繰り返し
最後は女性のほうから去っていく、というストーリー?
こういうストーリーものの役作りは本当にコールプは上手で
複雑に揺れる男性の感情が、よくわかります。
クテポアも女性の激しい感情をよく出していて(またはコールプに引き出されて?)
ドラマ作りはなかなかよかったです。美しい人ですし、もっと見ていたい、という感じ。

第一部最後にコールプが踊ったのはローラン・プティ振付の「レダと白鳥」。草刈民代さんと。
コールプがプティ作品を踊るのはこれが初めてとか。
舞台には月が輝き、その光を浴びて立っているゼウス=コールプ。
おお、その神々しいこと。。。。何て美しい。
ゼウスが白鳥に姿を変えて、草刈さん扮するレダを誘惑しますが
振る舞いひとつひとつが神秘的でカリスマ性があってエロティック。
相手役草刈さんへの尊敬の念も感じられます。
草刈さんのレダは、たぶん派手な動きはなかったように思いますが
存在感があって、コールプと共に「神話の世界」を作り上げていました。
大変満足な作品でした。

長くなるので今日はこのへんで。


             
スポンサーサイト
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。