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映画「花の生涯 梅蘭芳」を見ました。
梅蘭芳という人は、中国京劇界の最も有名な天才女形だそうです。

私にとって京劇は「手を出してはいけない禁断の果実」。
はまったらきっと止められないくらいのめり込みそうなので
敢えて劇場で見ることはありません。

中国に行けば24時間京劇専門チャンネルがありますので
私は朝から晩までそれをかけっぱなしにしていることが多いです。

映画に行けないことも想定し、先にノベライズ本を読んでしまいました。

花の生涯~梅蘭芳~ (角川文庫)花の生涯~梅蘭芳~ (角川文庫)
(2009/02/25)
監)陳 凱歌

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面白い!
あっという間に読んでしまいます。
ストーリーが映画より丁寧に描かれていて、劇中演じられる京劇の歌も豊富。
本の方がお勧めかもしれないくらい。

物語の冒頭、梅蘭芳の叔父が紙の首枷をされて殺されるシーンが
小説では生々しく書かれており、これを映像で見るのは嫌だったのですが
映画ではそのシーンはなく、ホッと安心いたしました。
その代わり、映画だけだと「紙の首枷」(けっこう後でテーマとなってくる)の意味が
わかりにくいかもしれません。

この映画のよいところは、何といっても若いころの梅蘭芳を演じる
ユイ・シャオチュンですよ!!
もともとは中国・越劇の役者とか。女形は初めてらしいですが
もうそれはそれは美しい・・・・・・
成年の梅蘭芳はレオン・ライが演じていて、彼も良いですが
ユイ・シャオチュンの美しさ、可憐さにはかなわない。

京劇の女形の彼もいいですが、「男」に戻った彼もいい!
どんなときにも静かな笑みをたたえています。師匠と対決する時でさえも。
ユイ・シャオチュンを見るだけでも、この映画を見る価値があるでしょう?。

梅蘭芳の波乱の人生を描くには、2時間半という時間は短かったかもしれません。
大きなストーリーの柱は
・師匠との対決と別れ
・孟小冬との愛と別れ
・アメリカ公演と戦争、日本軍との対立
というものだと思います。どれも描き方に「もう一歩」踏み込んで欲しかったな?。

師匠との対立、対決は最終的に梅蘭芳が勝利し、対決最終日惨敗した師匠は
やってきた梅蘭芳に京劇の未来を託し、弟子を思いやる言葉を残し死んでしまう。
師匠の死をみとった後劇場に戻り、熱狂する観客の前に挨拶に立つ梅蘭芳。
楽屋に戻って鏡の前に座った時に、初めて流すことができた涙のシーンが・・・

あまりにも美しすぎます。

許されぬ恋の相手、孟小冬役は何とチャン・ツィイーだった!
この人は「男形の皇帝」といわれる大スター。
京劇に男形があるなんて知らなかった。
ま、宝塚の男役スターみたいなものかな。
「男形の王と女形の妃」の共演は見ていて大変妙なものでした。

ああ、やっぱり生で京劇が見たい!
中国でハイライトだけ見た「覇王別姫」を今年6月上演するらしいので
見に行ってみようかな、という気が起きてきました。

いやん、はまったらどうしよう。


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コメント
No title
私もアラブの風に吹かれる前は京劇に情熱をもやし、踊りから語学にはまり楽器にまでいきました(笑)しかしすべて…夢破れたり~

私も映画や劇団の来日舞台など見に行きたいけどしばらくは封印かな~
でも一度は一緒にいきましょう!
あの手の繊細なうごきや袖の振り、表情。
妄想に火がつくこと間違いなし! 見に行ったら禁断のツボがまた一つ空いてしまうかもですね!
2009/04/30(Thu) 02:34 | URL | クッキー | 【編集
クッキーさんへ
京劇を習うなんて、本当に好きだったのね!
それが今の○○筋ダンスに繋がっている!?

覇王別姫楽しみにしています。
いつか京劇ダンサ~ズの結成も…夢ではないわね!
2009/04/30(Thu) 23:58 | URL | アヌビス | 【編集
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