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ブログペットが毒々しい長文を書いていましたが
かわいそうだが邪魔なのて削除しました?。

さてホセ様の繊細かつ情熱的な歌唱を邪魔するもの・・・・・・
それは長身でビジュアルでも邪魔をしていた
指揮者のヒメネスさんです。

気になりだしたのは2曲目アルバレス作曲の「祈り」。
この荘厳で重厚感のあるカレーラスの出だしに対して
彼の指揮は「まるでマーチ」
ふたつ振りしたい気持ちはわからないでもないが
そう威勢よく頭上高く指揮棒を振りあげなくたって
背が高いから見えると思うんだけど。

次の曲はフランクの「天使の糧」。
ああ、美しくエレガントにカレーラスが歌いだすのに・・・・
指揮はまた「マーチ」
不思議なことに、オーケストラはカレーラスの雰囲気に
ピタリと合っているように聞こえたので
まるで指揮者だけが異次元にいるかのように見えます。

最も泣かせていただいたのはマスカーニの「アヴェ・マリア」。
「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲のメロディーに歌詞がついた曲です。
ドミンゴの歌唱がとても印象的で、カレーラスもどこかで歌ったと思いますが
この日は歌いだしが「奇跡的」と思えるくらい美しいものでした。
「Ave Maria・・・・」の歌の後ろに絶妙なバランスで
「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲が聞こえてくる・・・・という
私の経験にない美しさに思わず涙がポロリとした瞬間・・・・・

となりで「マーチ」の指揮が

あまりの悔しさに、感動の涙は一転「悔し涙」に変わりました。
オーケストラはカレーラスにピッタリと寄り添い
指揮者ひとりだけが取り残されるのでした・・・・。

なんでかなあ。
カレーラスのエネルギーを感じれば、マーチ振りにならないはずなのに。
ppの音量の時もマーチでしたから。
それともカレーラスの熱さに感化された結果がああなったのかしら。

不思議なことに、オーケストラのみの演奏の時は違いました。
時には指揮棒を腰あたりで振ってみたり、自在に表現していまして
演奏もとてもよかったです。

出来るなら、早くやってよ。。。。。とつぶやく私。

第二部、カレーラスに集中する術を覚えた私は
不思議なことにあまり指揮が気にならなくなりました。
スペインの美しいキャロル「幼子と聖母」が歌われましたが
繊細なPPが聞かせどころのこの曲で、伴奏が
ジャンジャカジャーンとマーチを奏でたらという恐怖に襲われましたが
これも奇跡とうべきか
カレーラスの歌を邪魔することなく、消え入りそうに静かな演奏で
世界一美しい彼のppが崇高にホールに響き渡った時は
「ヒメネスさん、グッジョブ」と叫びそうになりました。

今のカレーラスの歌は頭が何か考えたり、心が何かしゃべる前に
本能に訴えかけるのか、気がついたときには涙がドドーっと流れる、と
いうことがとても多いのです。
「幼子と聖母」もそんな感じでした。

あー、長くなりました。
アンコールはまた次回に。
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