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昨日BSジャパンで2月に東京で開催された、オペラ「アイーダ」を見ました。
プラシド・ドミンゴ指揮、アレーナ・ディ・ヴェローナの演奏・演出です。
ドミンゴはもはやラダメスを歌わないのか・・・・・と少し淋しい気もしますが
CGを駆使した舞台ということで、楽しみに見ました。
本公演はチケットがあまりに高すぎて、とても行けない。。。

東京での公演中にドミンゴは腹痛を訴え、その後アメリカで
大腸がんの摘出手術をしていたとは。
4月にスカラ座で早々に復帰するようなのですが、無理しないでほしい。

指揮:プラシド・ドミンゴ
出演:アイーダ:ダニエラ・デッシー
    ラダメス:ファビオ・アルミリアート
    アモナスロ:クラウディオ・スグーラ
    アムネリス:ロッサーナ・リナルディ


少し前にBS-hiで、ミラノ・スカラ座のアイーダを見たばかりだったので
それとの比較もできておもしろかった。

ダニエラ・デッシーのアイーダは堂々としていながらも、
恋に苦しむ一人の女性をよく表現。歌も良かった。
アムネリス役のリナルディも声に伸びがあって好きなタイプ。
ああ、メゾ・ソプラノっていい役が多いなあ。
スカラ座のアムネリスのほうが「王女然」としていたけれど、
あれは衣装の勝利かな。

アイーダとアムネリスがラダメスをめぐって争う「女の修羅場」シーンは
美しくも迫力があり、見ごたえ十分。
アムネリスの「アタクシはエジプトの王女よ。アタクシには勝てなくてよ?ホホホ!」
みたいなイヤらしさがもっとあってもよかったなあ。


ラダメスのアルミリアートはお初にお目にかかるのですが
ドラマティックなこの役でありながら
とてもリリックに歌うテノールでした。
何だか、カレーラスのラダメスを思い出してしまう。
ラダメスは将軍だし、雄々しさや力強さが要求される役だけれど
「アイーダ」って悲しい恋の物語が軸になっているから
祖国と女との間で揺れる男心や
結果女に傾いてしまう女々しさを表現できなければつまらない。

カレーラスがカラヤンの指揮でラダメスを歌った時の思い出として
自伝でそんなことを言っていたのを思い出しました。

CGを使った舞台は、テレビで見る分には結構楽しめました。
遠くに三大ピラミッドが見えたり、
アブシンベル神殿を髣髴とさせる建造物が現れたり。

スカラ座のバレエシーンが圧巻だったので
(こんなにアイーダで踊りを見せるのは初めてだった)
それに比べると物足りない気がしたけれど、悪くはなかった。
スカラ座は、衣装や小物までこだわりを持って
古代エジプトを再現していました。
エジプトファンがヨダレをたらして喜びそうなほど。
さすがミラノよね?なんて言ってはいけないのかな?


この公演はもう一日、ドミンゴがオペラの名場面を演じる「ガラ・ドミンゴ」もあったのですが
すでに放送が終わっていた・・・・・
引越し当日の放送だったから仕方がない。再放送を期待しよう。

ファンとしてはどうなのかな?
私だったら指揮をするカレーラスの後頭部だけを見るのは耐えられない。
やっぱり歌ってもらわないと。
あと何年聴けるのでしょう。

そんなこと言うとヘコんでしまうので、これ聞いて盛り上がろう。
カレーラスの甘くて「一生懸命な」ラダメスを。

ヴェルディ:「アイーダ」全曲ヴェルディ:「アイーダ」全曲
(1999/07/16)
フレーニ(ミレッラ)ウィーン国立歌劇場合唱団

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