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カンテ講習会2日め。お題は「ソレア」。
ソレアは上級者向けなんだろうとは思いましたが
この曲のカンテの呼吸、エネルギーの使い方を知りたくて受講しました。

課題曲は「アルカラのソレア」。私のバイレソロで先生が歌ってくれたのも
このアルカラのソレアてした。

まずは先生が歌ってくれます。
サリーダ(出だし)の「アイアイアイ?」で、もうヤバイ。。
歌詞がないのに、さまざまな感情が歌に、声に乗って私たちの心に届きます。

「神に大きな文句があるのは本当だ
 俺に与えられた運命は 俺にはふさわしくない」

最初の歌詞が2回繰り返されますが、歌詞の内容を超えた世界が
先生の声と、ギターの音でつくられていました。

「孤独」を意味するソレアの曲のイメージである、哀しみ・嘆き・苦しみ・失望・・・・の中に
たくさんの愛と優しさと、少しの希望と強さがありました。
人間が持つ、すべての感情を内包するのがソレアでした。

もう私の涙腺はサリーダの時からゆるみっぱなしで
2番の歌で高音で叫ぶように歌うところでは、すっかり号泣モードに入ってしまいました。
言葉で説明できない感情の波に飲み込まれ
カンテの歌とギターの音色に、心をナイフでブツブツと刺される感じ。
まだレッスンは始ったばかりなのに。

前回同様、1回みんなで歌った後すぐに一人ずつレッスンが廻ります。
私は今回はパスさせていただきました。
先生もかわいそうだと思ったかも?
踊りの時はきっちりコンパス(リズム)に音楽を入れていくと思うのですが
カンテソロでは自分の歌い方次第でコンパスからはずしていきます。
ズルズル歌いながらも、コンパスを体できっちり感じなければいけないんですって。
カンテの人も、ギターの人もすごい!

先生は一人ひとりと一緒に歌ってくれます。
それぞれのソレアにはその人の生き方、その人のフラメンコがきちんと存在し
聴いているだけでも幸せでした。
私はそういうフラメンコが踊れているのだろうか。

結局感動しっぱなしの私は、レッスンの間泣き通して終了。
先生が「こういう雰囲気で終わるのは淋しいから、みんなでブレリアを歌いましょう」と言い
ギターの方がブレリアを弾き始めるとみんな一斉にパルマ(手拍子)を叩きます。
そしてブレリアを歌える人が順番に、自分の好きな歌を歌っていきます。
楽しい?!! これぞフラメンコ。
カンテの人のパルマの叩き方も勉強になりました。
踊りと違うところは、たくさんあるものです。

帰り道、ソレアのメロディーが頭の中をグルグルする中で
私は家に帰るまで泣き続けました。
これがソレア。これがフラメンコ。
歌詞の裏側の世界を声で表現する人、歌詞にならない思いをギターで表現する人。
私はやっぱり、踊りで表現したいと改めて思ったのでした。

A la tierra que me dio vida
Ay, le canto yo por solea
Pa que sea tan flamenquita
Como fue en tiempos atras

生を与えられた大地
私はソレアを歌う
それはフラメンコな
昔の時代のように






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