上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
月曜の夜はこの温厚な(ん?)私が腹の底から怒りを感じる一件があり。

翌日は仕事が休みで、昼間のフラメンコクラスのアシスタントをし
バタバタとサパテアードを踏んでみたものの、怒りおさまらず。

今週のテーマは「癒し」だし、美しい「ネスマさま」モードにしようと誓ったのに

こんなんじゃいかん!!

・・・・ということで、レッスン後国立西洋美術館に行きました。
常設展の方で開催されている「所蔵水彩・素描展?松方コレクションとその後」を見るためです。

特にお目当てはギュスターヴ・モローの水彩画2枚。
100525_141928.jpg

これが「聖チェチーリア」。チェチーリアは音楽の守護聖人ということになっていますが
どことなくオリエンタルな雰囲気があります。
モローの絵画は大好きで、油彩だとこの絵もゴテゴテした感じになりそうですが
水彩のやわらかさがかえって幻想的な雰囲気を出しています。
思ったより小さな作品でした。足を止めてガン見する人はほとんどなく
おかげでゆっくりと鑑賞できました。

隣に展示されたのは、やはりギュスターヴ・モローの「聖なる象」。
作品と解説はこちら→http://collection.nmwa.go.jp/D.1995-0001.html
象の上に乗っているのはペルシャの妖精「ペリ」。
頭上には天使らしきものが舞っていて、これも妄想かきたてる水彩画。

二枚の絵に共通しているもの。ふたりとも東洋の弦楽器「ヴィーナ」を持っていること。
ヴィーナは私の大好きなヒンドゥー教の女神サラスヴァティーが持っている楽器。
ペリはともかく、キリスト教世界を描いた「聖チェチーリア」に
西洋の竪琴などではなくて、東洋の楽器を持たせているのが一層印象深くさせます。

古代神話、キリスト教、東洋文化・・・これらを絶妙に融合させた
濃厚な、独自の世界がモローの魅力。麻薬のような存在です。
常設展には「サロメ」の一枚と、小作品ながら胸を打たれる「ピエタ」があります。

420円の入場料で大満喫!
私は美術の難しい話はわかりませんが(絵も描けないし)
「妄想をかきたてる作品」が大好きです。
現実世界を忘れさせて、自分を異次元の世界に連れて行ってくれるような。
そういう点でも、モローの絵画は私のストライクゾーンなのです。
妄想を食べて生きる人間ですから。

引越しのごたごたで最近美術館に来ていませんでしたが
音楽や舞踊と違った、静かな中にも力強い感動を与えてくれる、
私にとってのサンクチュアリ。

さて、すっかり癒されて、モヤモヤも吹き飛んで行きました。
今週の私は「ネスマさま」のように美しく(笑)!!
スポンサーサイト
コメント
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
2011/05/30(Mon) 08:42 |  |  | 【編集
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。