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Carreras/ Jose ()
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1987年、白血病に倒れたカレーラスですが
不屈の精神と最新の医療により1年後、復帰を果たします。
闘病の様子は彼の著作「自伝ホセ・カレーラス―奇跡の復活」に書かれていますが
カレーラスの命がけの戦いを、私などがここで
簡単に記すことなど、とてもできません。

のCDはウィーン国立歌劇場での復帰リサイタルを収録したものですが
最近、このDVDが発売になりました!
ジャケットからも、その日の熱狂振りをうかがうことができますが
映像でもその感動がビンビンと伝わってきます。

実は既にVHSで数年前に購入して見ているのですが
これからはやっぱりDVDの時代ですからね!有り金はたいて
もちろん買いました。

カレーラスが病気に倒れたことを知った私は、当時それを残念に思いながらも
特にショックを受けるということはありませんでした。
ただ「治ればいいな・・・」と祈るだけで、
その頃はもう一人のスペインの伊達男、アントニオ・ガデスに夢中でした。

彼が復帰したその頃、あるCDショップで
「カレーラスの復帰を祝うコンサート」の映像を見つけました。
「治ったんだ・・・・・よかった!」そこでカレーラスのことを思い出した私。
数ヵ月後にこのCDを手に入れました。

どの曲も素晴らしいけれど、私の心を打ったのはやはりあの歌、
カタリカタリ(つれない心)」。
カレーラス独特の「泣き節」はこの曲で思う存分堪能できます。
これを聴いて心を奪われない女性っているのかしら?と
思ってしまうほど。
せつせつと語るように歌い始め、サビ(?)では思いのたけを一気に
吐き出すように情熱的に歌います。
・・・そしてあなたの心を鷲掴み

カレーラスは今でもコンサートでこの歌をよく歌いますが
ハンカチで涙をぬぐうご婦人続出!
・・・・・もちろん私もその一人

もう一曲、このリサイタルで忘れられないのは
グリーグの「君を愛す」のカタロニア語バージョン。
既に行われていたバルセロナでの復帰リサイタルでは
最初に歌われたこの歌。
ウィーンではアンコールの最後に歌いました。
闘病を支えてくれた人々に自分の思いを伝えたい、と選んだそうです。
そのことをウィーンの人たちは知っていたのか、
カレーラスの思いに応えるように、「君を愛す」の楽譜を横断幕に書き、
その下に「私たちはあなたを愛す」とドイツ語で記していました。
その様子を今回のDVDで見ることが出来、改めて胸が熱くなりました。

そしてCDの解説書に書かれている言葉を思い出したのです。

「このディスクに耳を傾け、人々の感動に自ずと心の波長を合わせながら
私はさしあたり2つのことをはっきり信じたい気持ちになる―
人間が持ちうる高い意思の美しさと、神の確かな配剤とを。」

(浜田滋郎「よみがえったカレーラスの歌声」より)


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